X
    Categories: ISSUE

お姉ちゃんに「骨髄寄贈」したいと毎日爆食いする”8歳の弟”


いつも明るく笑っていたお姉ちゃんに暗い影が垂れた瞬間、弟はお姉ちゃんの笑顔を取り戻そうと決心をしました。

台湾メディアのABCは、白血病にかかったお姉ちゃんに骨髄寄贈をしておきたいと、毎日毎日、お腹が爆発しそうなくらいご飯を食べて、お肉を口に運んだ弟の話を伝えました。

一体、どうしてこのような状況になってしまったのでしょうか。

ADVERTISEMENT

中国の山東省に住んでいる16歳のテンイ(Peng Tianyi)は、2018年7月に急性白血病を診断されてしまいました。

ADVERTISEMENT

しかし、病気の症状に気付いたのが遅かったせいで、当時、テンイには骨髄寄贈が緊急だった状態であった上、購入する可能性もほとんどありませんでした。

その後、家族は骨髄の寄贈を見つけることをできることを全て試しました。

ADVERTISEMENT

しかし、テンイにぴったりの寄贈者を見つけるのは難しくて、希望は非常に稀なものでした。

 

そこで、自分のお姉ちゃんは生きていくため、骨髄の寄贈が必要だということを知った弟は、自分の骨髄を寄贈したいと両親に話しました。

ADVERTISEMENT

弟は、わずか8歳という若い年齢だったのに、大好きなお姉さんには生きてほしいと思う心は、誰よりも切実なものでした。

しかし、医師によると、「子供が若すぎるのが問題です。手術を耐えることができるかどうかは分からないし、体重が少なすぎます」と念を押して、この提案に拒絶の意見を出しました。

ADVERTISEMENT

その日以来、優しい弟はお姉ちゃんを救うことができると思い、早く大きくなれるようにご飯をたくさん食べて、お肉もできるだけたくさん食べてきました。

ADVERTISEMENT

そんな弟の横でこれを見守るテンイは、胸が裂けそうな申し訳ない思いで毎日毎日、涙を流していました。

しかし、それでも弟は自分の意志を曲げず、一日でも早く体が大きくなって、お姉ちゃんのために、お姉ちゃんが生きていけるように…という固い意志を見せました。

ADVERTISEMENT

そんな兄妹の深い絆が広く伝わり、たくさんの人々がこのようにお互いに心から大切にする兄妹の姿に、二人の子供には本当に健康に育ってほしいとのコメントが寄せられました。

ADVERTISEMENT

「感動…!!私は毎日弟ケンカしてるのにww」

「優しい弟さん!お姉ちゃんも優しい」

「早く脊髄見つかってほしい」

「早く元気になって、楽しい人生歩んでいってほしい!!」