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堂本剛さんと言えば、ジャニーズらしからぬ個性的な髪型や、独特のゆるいトークも魅力的ですが、昔から定評があるものと言えばやっぱり歌唱力ではないでしょうか。「歌が上手いと思うジャニーズ」のようなランキングでは、上位の常連のような印象があります。
癖があるけど、抜けられない
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堂本剛さんの歌声はどちらかというと癖があり、「苦手」と感じる人も多いようです。でも、迫力ある声量やビブラートのかけ方、美しいファルセットなどに魅入られるファンも大勢います。デビュー間もない頃は、もう少し癖のない歌い方をしていたような気がしますが、年齢を重ねたたことで、大人の色気が出てきたのでしょうか。
10代の頃発売した「ジェットコースターロマンス」のような明るい曲は、昔の素直な歌い方の方が合っているのかもしれません。しかし、爽やかな歌声が似合わない曲もあるわけで、曲によっては今の癖がある歌い方の方がしっくりきます。確かに歌い方の癖を感じることもあるのですが、はまってしまうと抜けられない。引きつけられる。そんな歌声を持つのが堂本剛さんです。
声質は、マイナー
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堂本剛さんの声質は、どちらかというとマイナー。光一さんも同じマイナーな声質らしく、「KinKiが歌うと、どの曲も悲しい歌に聞こえる」とこぼしていました。剛さんの歌声が魅力的に聞こえる曲として、KinKi Kidsの「愛のかたまり」があるのではないでしょうか。女性目線の暗めの曲調なのですが、ここに剛さんのマイナーな声が重なることで、詞や曲がより印象的に聞こえるんですよね。また、剛さんがENDLICHERI☆ENDLICHERI名義で出した「ソメイヨシノ」も、剛さんが感情たっぷりに歌い上げるので、曲の世界観にどっぷりとつかってしまったという声も聞かれます。どちらもとても素敵な曲なので、一度聴いてみてはいかがでしょうか。
堂本剛さんの歌声は、とても魅力的
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堂本剛さんの歌声は独特なところがあるので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。しかし、多くの人を魅了しているのも事実です。一度聴いただけで、ファンになってしまう方もきっといることでしょう。特にマイナーな曲調の曲には、剛さんの歌声がマッチします。
剛さんが今年6月に突発性難聴を発症したのは、記憶に新しいことかと思います。ステージ復帰こそ果たしましたが、完治したわけではありません。ご本人は「たとえ左耳が聞こえにくくても、歌える技術を身につけたい」と前向きなコメントをしています。病気に負けないで、これからも魅力的な歌声を聞かせて欲しいですね。