森絵梨佳さんは宮城県出身のファッションモデルで、1992年から「週刊ヤングジャンプ」で開催されている「全国女子高生制服コレクション」通称「制コレ」に2004年に参加してグランプリを受賞した事をきっかけに映画やCMなど活躍の場を広げています。特にキリンビールのCMで人気俳優の大泉洋さんと共演した際には「可愛い」と注目が集まりました。
そんな彼女は短期間ではありますが「Doll’s Vox」というアイドルユニットに所属していた時期があります。一体どんなユニットなのか、その全貌をまとめてみました。
森絵梨佳さんが所属していた「Doll’s Vox」とは
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森絵梨佳さんが所属していたアイドルユニット「Doll’s Vox」とは2003年から2004年まで放送されたフジテレビの新人発掘兼育成番組「SDM発i」のコーナーを受け持った「THE ALFEE」の高見沢俊彦さんが提案した企画「たかみープロジェクト」から生まれました。その後「SDM発i」は放送終了を迎えてしまいましたが「SDM発i」のアイドルコーナーを受け継いだ番組「CS発!美少女箱」にてプロジェクトは本格的に始動します。その内容は「U-15アイドル界のトップ25人の女の子たちを集めてグループ活動を展開する」というものでした。
その25人に抜粋された女の子の1人が森絵梨佳さんというわけです。
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2005年に25人のメンバーが揃った事でジュニアアイドルユニット「Doll’s Vox」は高見沢俊彦さんがプロデュースした「夢見るオモチャ箱」を8月10日にリリースします。CDには曲を、DVDには曲のPVと22人のメンバーによるメッセージを収録した2枚組のセットで発売されました。
その後すでにグラビアや雑誌などそれぞれの場で芸能活動していたほとんどのメンバーは所属芸能事務所と自身の活動に戻っています。つまるところ「Doll’s Vox」は1曲だけをリリースした特殊なアイドルユニットだったわけです。
森絵梨佳さんがいた「Doll’s Vox」のメンバーについて
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森絵梨佳さんが参加した「Doll’s Vox」には様々な立場で芸能活動をする女の子がいました。
声優や女優、タレントやファッションモデル、グラビアアイドルなどが挙げられます。当時はともかく、現在は芸能活動を辞めたメンバーもいますが「Doll’s Vox」のメンバーの中には森絵梨佳さんのように数年後に名を馳せる事になった女の子が実はいるのです。
森絵梨佳さんを除くと3人います。
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国民的アイドルグループ「AKB48」のエースとなった大島優子さん、女性アイドルグループ「アイドリング」の元・創設メンバーである横山ルリカさん、そして「相棒」「孤独のグルメ」など有名なドラマを中心に脇役でありながら出演を果たしている近野成美さんです。近野成美さんは2003年つまり森絵梨佳さんよりも1年早く「制コレ」でグランプリを受賞した事で当時のグラビアアイドルという立場から女優に転身にしていました。一方大島優子さんと横山ルリカさんは2006年に音楽活動の転機が訪れています。大島優子さんは所属事務所を移籍した事で、横山ルリカさんは発足したばかりの「アイドリング」に参加した事で本格的に名を馳せていく事になります。ちなみにこの2人は2008年にフジテレビの番組でそれぞれの音楽グループに身を置きながら再び共演を果たしました。
まとめ
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森絵梨佳さんが所属していた「Doll’s Vox」は元々番組内の企画だったため、1曲のみをリリースした後は音楽活動をしていません。そのためほとんど名を知られていませんが元メンバーの活躍によって少しずつ注目が集まっているようです。
大島優子さんや横山ルリカさん、それに近野成美さんの3人の名前による影響もありますがメイクのモデルとして活躍している森絵梨佳さんも深く関わっているのは言うまでもありません。もしも「Doll’s Vox」のメンバーが再結集する時があれば世間の関心は高まるのは必然と言えます。