メキシコのヌエボ・レオン州サンペドロで事故は起こりました。
今月24日、有名企業の娘であるアレクサ・テラッツァさん(23)は趣味のヨガをいつものようにしていました。
彼女のヨガの方法は普通ではなく、アパートの9階にある自宅バルコニーで手すりを使って行うものでした。そして、誤って手が離れてしまったのちにアパート下の車道へと落下しました。その高さは約25メートル。
彼女が落下する直前のポーズはその場にいた友人に撮影され、Twitterに投稿されたのちに瞬く間に拡散されました。
彼女は、落下してすぐに一般病院に救急搬送され、8時間もの大手術を受けました。
医師によると、アレクサは、足、手、腰、頭を含む全身の骨110箇所を骨折していて、少なくとも3年間は歩けないそうです。
それもそのはず、人間の体には200個もの骨があり、そのうちの110箇所というのは全体の50パーセント以上に当たります。
また、目を覚ますと全身に痛みを伴うため、少なくとも9月上旬頃までは睡眠状態を保つ方針で、アレクサはまだ目を覚ましていないようです。
近隣住民によると、アレクサがヨガによる危険な行為をしたのはこれが初めてではないとの事です。
これまでにも同じ方法でバルコニーでヨガの練習をしていたのを見かけた住民がたくさんいました。
メキシコの現地調査によると、アレクサの落下はバルコニーに何一つ傷などが無いことから単なる落下事故であると発表されました。
この奇跡の生還と驚きの事故原因から、各国のメディアが報じています。