秋篠宮家の佳子さまが先日、ご公務のため都内にお出ましになりました。佳子さまは、行事ご出席は1年半ぶりとなるが、皇室への“違和感”を口にしているといいます。
連休さなかの5月7日、都心のホールでは森林づくりに功績のあった人を顕彰する『みどりの感謝祭』が催され、約120人が参加した式典では『かけがえのないみどりを引き継いでいくためには、私たち一人一人がみどりの大切さを認識することが大事』だと佳子さまはあいさつをされました。今年で31回を数える「みどりの感謝祭」はこれまで、秋篠宮家の方々が出席されており、 「式典の名誉総裁は第1回から秋篠宮さまが務めてこられました。
コロナ禍にあってリモートでのご活動を主とされてきた佳子さまが、皇居以外での公的な行事にお出ましになるのは2020年11月以来、実に1年半ぶりのことであります。皇室において、秋篠宮家はとりわけ新型コロナウイルスの動向にご関心を寄せられてきました。ご夫妻の方針もあり、皇嗣職は毎週の定例会見でも『COVID-19』という正式名称を用いています。秋篠宮家ではオンライン活用が主となっており、佳子さまも宮邸でのご公務が続いている関係もあり、ご公務へのお出ましは久々となったそうです。
単純な比較はできないとはいえ、三笠宮家の彬子さまは、日本ラグビーフットボール協会名誉総裁というお立場でたびたび試合をご観戦したり、また日本プロスキー教師協会総裁としてスキーヤーの選考会にも臨席され、他にも表彰式へのご出席、劇場でのコンクールご鑑賞など、報じられているだけで8回お出ましになっています。また寛仁親王妃信子さまも、国際柔道連盟のアンバサダーとして各地で試合を観戦なさったほか、都心で催されたイベントでごあいさつなさる一方、四国で催された芸術祭にも足を運ばれるなど、6回のお出ましがあったといいます。さらには、 高円宮妃久子さまに至っては、日本サッカー協会名誉総裁として試合観戦や関連式典へのご出席をはじめ、国際会議の開会式や天皇賜杯全日本軟式野球大会ご観戦などで地方へのお出ましは20回近くにのぼります。このことからも、佳子さまとの差は歴然としています。
ジャーナリストは「実は佳子さまは、ご成年を迎えられる前から『皇室を出たい』と強くお考えになっていました。眞子さんともども、元来は秋篠宮さまの“自主性重視”という方針のもとで育ってこられたわけですが、06年に悠仁さまが誕生されたことで状況は一変しました。以来、ご家庭では悠仁さま優先の子育てが顕著になっていき、ご姉妹も何かにつけ将来のお世継ぎである弟宮を『支えていくように』と言われ続けてきました。徐々に自由が狭められていく違和感を覚えてこられたのです。こういったことに対する反発からなのか公務にはあまり出たがらないのかもしれません。」と語ります。
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