私たちが日常的に目にする自動販売機。冷たい飲み物と温かい飲み物の二種類が常備されているイメージですが、最近はこの自動販売機に「常温」のものがあるというのをご存知ですか?そして何故冷たくもなく温かくもなく「常温」なのでしょうか。その理由は思わず「なるほど」と納得してしまうものでした。
第3の自動販売機
肌寒い時に飲む、自動販売機の温かい飲み物は体にじわーっと温かさが広がるようでとても美味しく感じますよね。逆に夏はキーンと冷えた飲み物がさっぱりして美味しく感じますが、最近では、エアコンなどの影響で体の冷えが気になる女性が増えているのです。空調のよく効いたオフィス内では冷たいものがつらい場合もあります。point 215 | 1
冷たいものを飲むとお腹を壊したり体を冷やしたりしますし、キンキンに冷えた飲み物はいくら飲んでも喉の渇きを潤してくれません。内臓が急激に冷やされている状態では、普通の時に比べて水分の吸収が悪くなってしまうからです。内臓が冷えると血行が悪くなり、冷えやすく代謝が悪くなります。
そこで出たのが「常温」の自動販売機です。「あたたかい」「つめたい」に続く、自販機の第3の温度ということでしょう。設置した自販機では、常温飲料の売上高比率が2割を占めるところもあるそうです。冷たい水に比べたらのど越しはイマイチかもしれませんが、体には優しい温度となっています。
自動販売機の種類
「常温」の自動販売機が増えていて、なおかつ売り上げまで伸びているということはそれだけ体のことを考えている人が多いということでしょう。この自動販売機もまだまだ珍しいものに入りますが、日本中には他にも各地様々な自動販売機があります。
ポン酢だけが売っている自動販売機や1200円を超える飲み物が売っている自動販売機もありますし、クレープと焼き芋とホットドッグを同時に売る自動販売機や雪深くて冬は人があまり寄り付かないところには冬眠する自動販売機もあるようです。
自動販売機の種類は食べ物や飲み物だけでは止まりません。まさかの、ハンコの自動販売機が最近増えているとか。どういう事かと言いますと、フルネームのハンコを5〜10分ほどで作成できてしまうそうです。しかも、印相体をはじめ3種類の書体を備え、実印・銀行印・認印に対応しています。値段は500円〜5000円と物によって差がありますが、手軽さと正確さから「これは凄い」とかなり話題になったようです。このように珍しい自動販売機は沢山あります。これからの自動販売機は第3だけでなく、より進化を続けていくことでしょう。point 366 | 1
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