今回、 東京ディズニーランドとディズニーシーのチケットの料金が値上げされることになりました。
昨年の10月には消費税が10%に上がったに伴い、100円料金が上がったばかりですが、今回は増税などとはまったく無関係で、ディズニーの純粋な値上げになります。
日本ではデフレが続いていると言われている状態で、商品やサービスも価格が上昇しているものも多く、消費者の生活は苦しくなっている状況。そんな日本のディズニーは価格帯的に安いのでしょうか?それとも高いのでしょうか?
東京ディズニーランド、ディズニーシーを運営している”オリエンタルランド”は今年1月30日、両テーマパークの入場チケット料金を4月1日から改定することを発表しています。
現在の1日入場券(1デーパスポート)大人料金は7500円ですが、料金改定される4月1日以降は今よりも700円高い8200円となります。中人の料金は6500円から400円高い6900円。
年間パスポートも現在の6万2000円から6万8000円と6000円の値上げと発表されています。
一連の値上げは中学生以上が対象のパスポートになっており、4歳児から小学生までを対象とする入場券は現在の4900円のまま変わらないとのことです。ですが大体のチケットは値段が上がるに違いありません。
今回の値上げを目にした人たちは「本当に夢の国になってしまう・・・」などの悲鳴が上がっています。
なぜこんなに頻繁に値上がりするの?と思うでしょう。その理由は、ディズニーランドとディズニーシーの大規模拡張計画です。
知っている方も多いと思いますが現在、東京ディズニーランドは約750億円、東京ディズニーシーに関しては2500億円を投じて、新たなエリアや新アトラクションをオープンする予定で工事が進んでいます!
現在計画されているものが下記のとおりです。
ニューファンタジーランド「美女と野獣エリア」
ライブエンターメントシアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」
『ベイマックス』の新アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」
新キャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」
「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマにした8番目のテーマポート
『アナと雪の女王』、『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』のエリアに分かれた、新アトラクションやディズニーホテルで構成されるそうです。
ディズニーシーは開業以来最大の拡張工事になっており、2022年度中にオープンする予定になっています!このように大規模な計画となると値上げするのも仕方ないのかも…。
東京ディズニーランドがオープンした1983年から、たびたびチケット料金の値段が改定されてきました。開園当時は3900円という圧倒的な安さ…。ですが当時からすると安くはないのかもしれません。
開園以来約3~4年ごとに値上げがされていて、2014年から2016年の間で1000円も値上がりをしています。
このように徐々に値上がりをしていく東京のディズニーですが、本場の米国をはじめとして、フランスのパリ、中国の上海や香港にもあり、ほぼ似たようなサービスを提供しています。
他の国のディズニーのチケットはどのくらいの料金なのでしょうか?
米カリフォルニア州にある本場のディズニーランドは、1日入場券が104ドルから149ドルの価格設定で、日本円にすると1万1440円から1万6390円となります。
パリのディズニーランドは価格体系が少し米国とは異なりますが、料金的にはほぼ同じ水準といってよいでしょう。
上海では同じチケットが399元から575元(ピーク時には665元)で販売されていて、日本円で、1元=16円とすると6384円から9200円になります。香港は639香港ドルで、1香港ドル=14円とすると8976円になります。point 222 | 1
多少の値段の違いはありますが、こうしてみると海外のディズニーランドは日本より高いことがよくわかります。
こうやって見るとまだまだ東京のディズニーは安いかも!今後も進化を続けていくであろうディズニー。これからできる新しいエリアもかなり注目です!
このまま値上がり続けたら本当の夢の国になる可能性もあるのかも…?!