東京ディズニーランド

夢の国『東京ディズニーランド』。皆さんはディズニーリゾードにどんなイメージをお持ちでしょうか？今回、皆さんの想像を裏切るような出来事が夢の国で起こっていました。それは一体どんなことだったのでしょうか？

夢の国でのパワハラ

多くのファンに愛されている東京ディズニーランド。しかし、ある女性達は『夢の国に未来はない』と語ります。その言葉の理由はパワハラでした。東京ディズニーランドで着ぐるみをかぶってショーなどに出演していた契約社員の女性2人。彼女たちは過重労働やパワハラで心身に苦痛を受けたなどとして、運営会社オリエンタルランドに対し、計約755万円の損害賠償を求めたのです。point 240 | 1

Aさんの場合

訴状などによると、女性Aさんは重さ10kg～30kgのキャラクターコスチュームを着て、1回約45分のショーやパレードに出演しました。ショーでは大きな動きを求められました。また、2016年11月の出演回数は22回、12月は28回とその前の2カ月に比べて倍以上。翌月Aさんは、コスチュームの重さで神経が圧迫され、肩から腕に痛みが出る「胸郭出口症候群」を発症したのです。しかし当初、会社側は労災申請を渋り、休業補償もないとの対応。その後、労働組合による交渉の結果、会社は労災申請をし、同8月に労災認定を受け、現在Aさんは仕事を休んでいます。point 334 | 1

Aさんは守秘義務のために、労災と認定されるまでは医師にさえ業務内容を話すことも止められていたようです。また、Aさんは今回の訴訟のために仕事に戻ることは難しいだろうと語っています。

Bさんの場合

女性Bさんの訴訟の理由は『パワハラ』でした。きっかけは2013年、Bさんは男性客から右手薬指を故意につかまれ、負傷したことがありました。Bさんが労災申請を相談したところ、上司の答えは「エンターなんだから、それくらい我慢しなきゃ」や「君は心が弱い」などの酷い言葉でした。

また他の上司へ『楽屋で喘息が出る』と伝えたところ、「病気なのか、それなら死んでしまえ」や「30歳以上のババアはいらねえんだよ、辞めちまえ」と言われたといいます。その言葉はBさんを深く傷つけました。しかしこんな言葉だけでは済まず「俺の前に汚ねえ面見せるな」「お前は来期、ディズニーシーに異動かな」など、同僚達が多くいる場で暴言を受けたと主張しています。何度相談しても変わらず、相談することにより酷くなっていくパワハラにBさんは心療内科に通院することを余儀なくされたといいます。point 293 | 1

お詫び申し上げます

訴訟大国アメリカの本家ディズニー社と違って、今回のように日本のオリエンタルランドが提訴されることは、非常に珍しいようです。米ディズニー社はいつも何かしらの訴訟を抱えていますから・・・。

訴訟についてオリエンタルランドは「ゲストの皆様をはじめとする日頃より当社を支えて下さるすべての皆様に対し、ご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。現在、訴状に関する事実関係の調査等に真摯に取り組んでおり、当社の見解につきましては、今後の訴訟手続きにおいて主張してまいります」とコメントしています。point 212 | 1

ネットの反応は？

・陰湿だよな日本人。

・真摯に対応した方が良いと思うなぁ。着ぐるみの中の人のおかげで夢見てるのよ。

・ディズニーのパワハラでなんか訴えた人が悪いみたいな感じの人割といてああこれだから社会は腐ったまんまなんだなーーー！！！

・凄くがっかりしちゃうよな…夢を売る従業員が幸せじゃなきゃいいサービスは出来ないわ。

・ディズニーのパワハラ問題に「ディズニーに着ぐるみなどいない！夢を壊すな！」とか言ってる馬鹿どうにかなんないかな

まとめ

夢の国だから訴訟なんて・・そんな風に思ってはいけません！キャストの方々の人権が優先です。