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鈴木亮平、“こんなんじゃできない”…監督の台本を拒否し…「単純に台本に納得できなかった」


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俳優の鈴木亮平さんが今月11日に開かれた映画『エゴイスト』の公開記念舞台あいさつに登壇しました。その際、制作にあたり障壁があったことを告白しました。この日は、宮沢氷魚さん、阿川佐和子さん、ドリアン・ロロブリジーダさん、松永大司監督も来場しました。

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本作は、エッセイスト・高山真さんの自伝的小説を実写化したドラマで、セ〇シャリティーを隠して生きてきた過去を持つ主人公が、ある日出会った1人の男性と惹かれ合うが、一方で言いようのない葛藤を抱えるストーリーとなっています。

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鈴木さんは「この映画は答えがないと思います。愛と思うか、エゴと思うか、依存し合っているだけのグロテスクな関係だと思うか、(捉え方は)人それぞれだと思います」とし、「これといったわかりやすいものを提示するのではなく、いろんな色が見えてくる映画ってそうないと思っていて、この作品に携われたことを非常に誇りに思います」と語りました。

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一方で、「これまでに何度か、この映画が作られないんじゃないかという瞬間がありました」と障壁があったことを告白し、「原作に感動して『やりたい』と周りを説得してやらせていただくことになりましたが、届いた台本を見て、監督に『これじゃやれない』と電話したこともありました」と台本に納得できなかったことを明かしました。point 210 | 1

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しかし、松永監督から「僕を信じてくれ。僕が作る映画は、この脚本から役者がリハーサルで演じているのを見て、どんどん生きたものにしていく。台本では伝わらないんだ」と説得されたそうで、鈴木さんは「あの時、監督を信じてよかったと思います。こんな作品が出来上がると思いませんでした。監督、ありがとうございます」と頭を下げていました。point 217 | 1

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鈴木さんは前日、同劇場で鑑賞したことや、「1ツイートも逃さず読ませていただいています。批判も称賛も含めて」と、前回の舞台あいさつからエゴサーチを続けていることを伝えました。宮沢さんはSNSだけでなく、劇場の予約状況までチェックしており、「昨日、満席の映画館がいくつかあったり、△で1席しか空いてないとか……。今日も明日もかなり入ってくれています」と満足そうに話すと、「さっき僕もチケットを買いました。いつの回かは言えませんが行きます」と宣言していました。point 233 | 1

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