子供も大人も大好きな日本人の定番メニューであるカレーは、一度作るとお鍋いっぱいに作ってしまって何日も続いてしまうという家庭も多いのではないでしょうか。余ったカレーは冷凍してレンジで温めてご飯にかけてといった感じで普通に食べていると、好きなメニューでもやっぱり少し飽きてきてしまうものです。そこで残ったカレーをアレンジして、いろいろなレシピで食べ方を変えてみれば、さらにおいしく食べることができます。ほんのちょっとひと手間加えるだけでも違ったレシピになりますので、カレー味のメニューが続いたとしても飽きないで食べることができますし、家族にも好評を得ることができるのではないかと思います。
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簡単なアレンジメニューの定番は、カレーうどんです。ご飯の代わりにうどん、と感じるかもしれませんが、行ってみれば全く違ったメニューになりますし、時間もかからずに作ることができるのでおすすめです。まず残ったカレーを少量の水で薄めていきます。ただ薄めるだけでは味に変化があまりないので、好みに合わせてめんつゆを加えていきます。最後に水溶き片栗粉で全体的にとろみをつけて、ねぎを振りかければ和風のカレー南蛮うどんの完成です。水ではなく味噌汁で残ったカレーを薄めていくというアレンジの仕方もあります。味噌汁には和風のダシがきいているのでやはり和風テイストの味付けにすることができます。
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焼うどんをカレーで味付けをするアレンジでもおいしく食べることができます。これらのアレンジうどんメニューでは、きのこなどの野菜を加えてみたりと工夫してみると味のバリエーションを増やすことができます。
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ご飯にカレーをかけて食べるアレンジ方法もあります。耐熱皿やグラタン皿にご飯をよそってその上に余ったカレーをかけていきます。真ん中に卵黄をのせて全体的にとろけるチーズやピザ用チーズをまんべんなく載せていきます。あとはオーブントースターやオーブンで焼いていけばドリアの完成です。もともとチーズとの相性はよいので、辛みがマイルドになっておいしく食べることができます。お好みでケチャップをかけてみたり、ご飯をバターライスにしてみたりするといったアレンジをしてみても味に変化をつけることができて、飽きないで食べることができます。ドリアをさらにちょっとアレンジするならば、チーズの前にホワイトソースをのせてみたり、トマトの缶詰を載せてみたりするとグラタン風になったり、イタリアンぽくアレンジすることもできます。
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ご飯の代わりにパンにしてみるのもいいでしょう。食パンを一口サイズにカットして、グラタン皿に敷いていきます。そこにドリアを作った時と同じようにカレーをかけて、チーズをたっぷりのせていくだけです。アクセントとしてコショウを少々振りかけてあげて、オーブントースターなどでちょっと焼いてあげれば、カレーパングラタンの完成です。
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ちょっとひと手間工夫してみるだけで、全く違った料理を作ることができるので試してみてはどうでしょうか。その他にもチャーハンの味付けに利用してみたりといったように簡単にアレンジすることができます。アレンジレシピは軽くひと手間加えただけでできるので、料理時間も5分から10分程度でどれも作ることができます。つい余ってしまうカレーですから、そのまま食べるのではなく、うどんにしたりドリアにしてみたりと、ご飯だけでなくパンやうどんと組み合わせておいしく食べていきましょう。アレンジするときには、ほかにも余った野菜などを入れてしまったりしてもおいしく食べることができます。味に変化をつけてアレンジレシピのバリエーションを増やしていけば毎日飽きないですむはずです。