「90歳」のお母さんが生まれて初めて海を見て言った言葉
日本は海に囲まれているので、海を見る機会は多いです。
今では時間さえあれば短時間で海に到着できるようになり、「海を初めて見た時を覚えていますか?どんな感じでしたか?」という質問を受けると違和感を感じます。
しかし、今日紹介する90歳のお母さんは違いました。
エニド・マリーさん(90)は、生まれて初めて自分の目で海を確認し、感激の涙を流しました。
マリーさんは、海軍将校だった夫を2014年に亡くし、今は2人の娘の家で過ごしています。90年の人生が多事多難だったが、この世で最も素敵な夫に出会い、立派に育った2人の娘がそばにいるので、とても貴重な時間を過ごしたといいます。
しかし、彼女が一つだけ経験できなかったことがあります。
それは「海」を見ることです。
夫が生きていた時も仕事が忙しく一緒に旅行をする時間がありませんでした。
一生海を見ずに死ぬと思ったマリーさんは、娘に自分が死んだら遺骨を海に撒いてほしいと頼みました。
「最後の瞬間にでも海を見て、体を濡らしたいな」
娘は母親のために計画を立てました。
マリーさんは初めて見る海に足をつけた瞬間、突然涙を流しました。
時間が経っても涙は止まらず、娘はマリーさんを静かに抱きしめました。
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