お店の中や街中を歩いている時、突然に見ず知らずの人に写真を撮られたら、おそらく多くの人が「気持ち悪い」と思うのではないでしょうか。
さらに、その盗〇した写真をSNSなどに無断でアップされたら、考えるだけでもゾッとしてしまいますよね。
写真:トリップアドバイザー
実は、栃木県下野市にある『下野大師 児栄山華蔵寺(じえいざんけぞうじ)』では、寺院スタッフが盗〇されるという問題が発生し続けているのです。
華蔵寺からは、「マナーを守ってください」と“切実なお願い”を掲載するほどでした。
2018年10月8日から、華蔵寺が掲載したお願いの内容はこちらです。
本日、寺院スタッフがまた盗〇されてしまいました。
注意しても盗〇者がデータ削除に応じず、盗〇されたスタッフ本人が感情的になってしまい「個人的に訴える」と発言してしまった事案が発生しました。
寺院側として心よりお詫び申し上げます。
人物や仏像は撮影禁止です。
マナーは守ってください。
ほとんどの方はマナーを守ってご参拝頂いており感謝申し上げます。
一部の人のこうした行動により撮られた側の人間は嫌な気持ちになります。
このままだと寺院スタッフの退職が止まりません。
もう人物の撮影は辞めて下さい。
切実なお願いです。何卒ご理解下さい。
引用:下野大師 児栄山華蔵寺
無断で寺院スタッフを撮影しただけでなく、その上、データを削除するように伝えても応じなかったという盗〇者が続出している状況です。
罪悪感が一つもない盗〇者の態度に、寺院のスタッフが感情的になってしまった気持ちも理解できるようですね。
実は華蔵寺では以前からこのような盗〇の問題が発生し続けているようで、寺院スタッフがどんどん退職してしまうという問題が発生してきているようです。
華蔵寺のルールとして、寺の中では寺院スタッフだけではなく、仏像の撮影も禁止されています。
写真を撮ること自体は悪い行為ではありませんが、決められたルールとマナーをしっかり守った上で撮影を楽しみたいですね。
こうした華蔵寺の盗〇問題に関して、ネットでは、非難のコメントが殺到しています。
「勝手に撮影するとか、単純に気持ち悪いし、許せません。」
「寺に行ってるのに邪念しかないってどういうこと。」
「マナーを守って気持ちよく参拝したいのに、寺側も大変ですよね。」
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