女子プロレスラーの木村花が5月23日に急逝した問題で、生前彼女が出演していた「テラスハウス」が大きな批判を浴びていますが、以前から出演者のネガティブな部分を見せようと意図的に編集をしていたことが5月30日になり正式に明らかになったことで、結局「やらせ説」は濃厚化しているようです。
木村花プロフィール
本名: 木村花
生年月日: 1997年9月3日
出身地: 神奈川県
身長: 164cm
テラスハウス側が悪意の編集を行っていたことが判明し出演者も疑問?
木村花が生前出演した「テラスハウス」を制作するイースト・エンタテインメント社が、出演者の行動の一部を切り取るようなネガティブな編集を行っていたことが5月30日に明らかになり、批判が加速化しています。番組側は「表面の美談だけでなく、人間の生々しさを撮りたい」というプロデューサーの方針のもと、スタッフたちが悪意の編集をしていたとのこと。
これには出演者からも疑問の声が上がっていたといい「トラブルや仲たがいを強調しているような映像が多数見受けられた」とのこと。となると、木村花の誹謗中傷の大きなきっかけとなった「コスチューム事件」も意図的に編集していた可能性が高いということになります。さらにスタッフは視聴者の反応を測る意味で、ネット上の書き込みを参考にしていたとの情報もあります。
「悪意の編集=やらせではない」というのはかなり苦しい?
このような悪意の編集が明らかになったことで、ネット上では「結局やらせだったんじゃん」と呆れ声多数。視聴者の中には「やらせ」ということが分かっていても割り切って見ている方も大勢いたようですが、出演者の精神的ケアを番組側がきちんと行っていたかは疑問。
木村花は生前、1日100件の誹謗中傷があったというので、番組側にも「コスチューム事件」をめぐり、多くの意見が殺到したのではないか、と思います。その際は所属事務所がその都度、精神面のケアをしていたケースが大半だったとのことですが、視聴率を上げることだけに集中して、出演者へのメンタルケアを怠っていたのだとすれば、「テラスハウス」はそれなりの責任を取るべきですね。
まとめ
このように、「テラスハウス」側の撮影の裏側が続々と明らかになっていましたが、番組側も視聴率に躍起になっていただけではなく、出演者ひとりひとりにきちんと配慮ある姿勢を見せていれば、彼女がこのような悲しい選択をしなかったのではないか、と思うと無念でなりませんね。