バラエティー番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演した故・松田優作さんの長女で、俳優の松田龍平さん(36)、松田翔太さん(33)を兄にもつミュージシャンの松田ゆう姫さん(30)が、家族のマル秘エピソードを明かして話題となりました。母で女優の松田美由紀さん(57)と思春期時代の家出事件や、兄・翔太との激しすぎる兄妹ゲンカのスケールのデカさに、MCのダウンタウン・松本人志(55)さんも「ハードボイルドやなぁ」とこぼしています。
「なんじゃこりゃぁぁ!!」という名シーンを残した伝説の俳優・松田優作さんを父に持ち、母は女優の松田美由紀さんというビックな両親の元で生まれたゆう姫さん。さらに、兄は俳優として活躍する松田龍平さん、auのCMでもおなじみの松田翔太さんと芸能一家で育ちました。
そんなゆう姫さんが、ダウンタウンと坂上忍さん(52)MCの「ダウンタウンなう」に出演。同番組は、MC陣と一緒にお酒を飲みながら本音で語り合うという企画で、ゆう姫さんは以前他のバラエティ番組に出演した時が初顔出しだったため「テレビにあまり出たことがない」とし、気にしていることがあると切り出します。
とあるトーク番組に出演したゆう姫さんは、敬語で話しつつもたまにタメ語が出てしまったらしく、それを見た視聴者からタメ口を指摘されたことを気にしているというのだとか。しかし、乾杯早々、坂上さんに対し「え、私?それ自分で言うの?」とタメ口で答えてしまい、総ツッコミを受けていました。その後も随所にタメ口が出てきてしまい、その独特のキャラクターと雰囲気に見かねた坂上さんが「もうタメ口でいい!」、松本も「トークが成り立たないから今日は無礼講!」と許しを出す異例の展開になりました。
その後トークも盛り上がってくると、ゆう姫さんの父・松田優作さんの話に。優作さんは膀胱癌の腰部転移のため、40歳という若さで死去しましたが、当時、癌治療のため入院中の優作さんのお見舞いに家族で行った時、「(父の)病室に兄たちは入れなかった」と、知られざるエピソードを披露しました。
また松田家の壮絶な親子、兄妹げんかのエピソードなども明らかになりました。ゆう姫さんが反抗期の頃はかなり荒れていた様子で、「引きこもってたんですよ、家に。モグラって言われてた」と当時を振り返りました。さらに、その頃のゆう姫さんに手を焼いていた母・美由紀さんが「そんなんだったら出て行きなさい」と怒られたそうなのですが、ゆう姫さんは冷静に「私はお金がないし、だったらお母さん出て行けば?」と言い返したんだとか。結果、美由紀さんが家出することとなり、都内にマンションを借りたという規格外の思春期エピソードにダウンタウンと坂上さんも驚愕していました。
他にもゆう姫さんが次兄の翔太さんと大喧嘩をし、その様子にパニックになった母・美由紀さんが「お母さんが間違えて『とにかく誰か助けを!』みたいな感じで警察から救急車から全部呼んじゃったんです」と激しすぎる家族内のケンカがあったことも話していて、松本人志さんは「ハードボイルドやなあ」と松田優作さんのDNAが受け継がれているのをしみじみ感じているようでした。
ゆう姫さんは、現在はミュージシャン活動と並行してモデルとしてCM出演を果たすなどの活躍されています。しかし、誰にでもタメ口をきく態度に「生意気すぎる」「ムカつく」「礼儀がなっていない」と非難が殺到していました。
今年1月に出演した「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では、番組MCのチュートリアル・徳井義実さん(44)とフットボールアワー・後藤輝基さん(44)に対したびたび「小学生だよ?」「楽しくないよ」などタメ口で話していました。
するとネット上では、「親と兄弟が凄いからって、先輩に敬語使わんでいいと思っとるんかな」「感じ悪い」「良い歳なのにさすがにどうなの」などと厳しい意見が寄せられました。しかし、ゆう姫さんは、中学卒業後カナダとアメリカに留学しているため「バイリンガルゆえに日本の常識に合わない部分がある」といった理解の声もあります。勝気で喧嘩っ早い父・松田優作さんのパッションをゆう姫さんが一番濃く受け継いだのかもしれません。