11月24日に韓国の自宅で自殺したとみられる元KARAのク・ハラ。これにより、韓国では現在、女性団体によるデモが起こっているといいます。というのも、生前のク・ハラが出席した元交際相手とのトラブルでの裁判にて、当時の裁判長の判決が不適切だったといった声が多く上がっているようです。
ク・ハラプロフィール
本名: ク・ハラ
生年月日: 1991年1月13日
出身地: 韓国・光州広域市
血液型: B型
ク・ハラ死去に女性団体からデモが起こる
11月24日のク・ハラの訃報を受け、11月29日、韓国のとある女性団体が、当時ク・ハラの裁判が行われた瑞草(ソチョ)区のソウル中央地方裁判所前にて、ク・ハラの裁判を当時担当したオ・ドクシク裁判長に対するデモを起こしました。横断幕には「服を脱げ」という文字が。裁判官の職を辞めろ、という意味です。point 238 | 1
当時の裁判長の判決が不適切だったといった声
ハラの訃報で、韓国では現在、今年8月に行われた元恋人であるチェ・ジョンボム氏との裁判での判決が再び注目を集めています。当時、オ裁判長はチェ氏に性暴力処罰法違反の疑いについて無罪の判決を下したのです。その理由としてク・ハラが、チェ氏が自身の不適切な動画を撮影していることを知りながら制止しなかったことや、2人が性的な関係にあったことなどから「意思に反して撮影されたわけではない」と判断したためです。point 284 | 1
また、オ裁判長はチェ氏に対し、ク・ハラへの傷害、強要、脅迫、器物損壊については有罪としたものの、懲役1年執行猶予3年という軽い量刑にとどめたことで女性団体から強い反感を買っています。ク・ハラの立場にしたら、自身のそのような動画を公開されることにただならぬ恐怖を感じたはずです。それなのにも関わらず、刑が軽いことに、ク・ハラ本人も生前反発の声を寄せていました。point 249 | 1
「裁判官の行為はセカンドレ〇プだ」との声も
さらに、オ裁判長は裁判の過程でク・ハラ側が「該当の動画は見ないでほしい」と要望したのにも関わらず、それを聞かずに動画を視聴したといいます。きちんとした判決を下すべく、動画の視聴は必須である、というのがオ裁判長の見解のようですが、このような行為は「セカンドレ〇プだ」と女性団体が激しく非難を浴びています。裁判所のトップともいえる人間がそのような行為に走ったことで、ク・ハラがどれだけ傷ついたか、想像に難くはありません。point 283 | 1
まとめ
このように、ク・ハラが死去した以降も波紋がやまない今回の裁判の件ですが、「裁判長とチェ・ジョンボム、そして韓国のネット社会がク・ハラを殺した」という声も少なくありません。彼女が生前どれだけ苦しんだか、ということを考えるとそう非難されるのも仕方ないでしょう。該当の裁判はハラ死去の後でも続くようなので、今後の判決が大いに注目されています。point 229 | 1