美味しい「ポテトサラダ」の魅力
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家庭料理のひとつともいえるポテトサラダは、ジャガイモの食味とまろやかな味わいで子供から大人まで好きな人が多いはずです。茹でたジャガイモと野菜を調味料で和えただけの簡単なサラダですが、意外と“美味しく作る”のは難しいものなんですね。そこで今回は基本の作り方とコツをご紹介しますので、基本のレシピでプロ級の美味しいポテトサラダを作ってみてくださいね。
作り方のコツを押さえよう!
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レシピは本当にシンプルで簡単
1.ジャガイモを茹でる
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2.皮を剥き、マッシュした後に粗熱を取り、下味をつける
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3.混ぜる野菜の下ごしらえ
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4.ジャガイモと野菜を調味料で和える
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美味しいポテトサラダを作るための材料はこちらを参考にしてください!
ポテトサラダの材料(2〜3人分)
じゃがいも(男爵いも) … 3個(約300〜350g)
きゅうり … 1/2本
玉ねぎ … 1/4〜1/6個
ゆで玉子 … 1個分
ハム(薄切り) … 2枚
マヨネーズ … 45g(大さじ3くらい)
粒マスタード … 小さじ1/2
塩 … ひとつまみ
粗挽き黒胡椒 … 少々
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レシピは簡単だといってもポテトサラダを美味しく作るには、食材の基本的な知識を知っておく必要があります。まずは、ポテトサラダはじゃがいもを主としますので、ジャガイモの知識から。ジャガイモには沢山の種類がありますが、ポテトサラダに最も向いているのは男爵イモです。「男爵(だんしゃく)いも」は、メークインと並ぶジャガイモの二大品種。澱粉を約15%も含んだ「男爵いも」は、ホクホク感が特徴です。ポテトサラダの美味しさを決めるのは、ジャガイモの“ホクホク感”です。ポテトサラダを作る時は「男爵いも」で作りましょう。
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ポテトサラダはジャガイモが主役。そもそもジャガイモを美味しく茹でなければ、美味しいポテトサラダは出来ません。美味しいジャガイモの茹で方のポイントは2つ。
〈ジャガイモの茹で方のポイント〉
①ジャガイモ甘味を閉じ込めるように、“丸ごと茹でる”こと。
②澱粉質が十分に甘味に変わるように、“水からゆっくりと茹でる”こと。
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茹でたジャガイモは、熱いうちに皮を剥きましょう。ボールに移したら、ジャガイモが熱いうちに、塩・胡椒・酢を加えて馴染ませて、木べらやフォークなどを使って粗めに潰します。潰したら、そのまま粗熱をとります。
※サラダに茹でた人参を用いる時は、ボールに入れて一緒に潰しましょう。
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混ぜる生野菜は、薄く切り、少量の塩を振って軽く揉んでおきます。余分な水分が抜け、しんなりしたら、水気をよく絞りましょう。サラダを美味しく作るコツは、水気をよく取り除くことです。ここで余計な水分が残っていると、水っぽい仕上がりになります。ジャガイモの粗熱がとれたら、3.
の野菜・ゆで卵・マヨネーズを加え、木べらで切るように混ぜ合わせます。器に盛り付けて完成です。マヨネーズは粗熱がとれてから。ジャガイモが、ほんのりと温かい内にまぜること!
残ったポテトサラダでリメイク!
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たくさん作りすぎてしまったポテトサラダはあきちゃいますよね。リメイクレシピで家族も驚く新鮮な一皿にしてみませんか?豚バラ肉でポテトサラダを巻いて、フライにした「肉巻きポテトコロッケ」は、お子さんも大好きなおかずになること間違いなし。
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ポテトサラダに、ゆで卵を足し、牛乳、マヨネーズ、レモン汁でのばした野菜たっぷりのタルタルソースも作れちゃいます。まろやかな味わいがお魚のムニエルと相性ぴったり。
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お子さんのおやつにもぴったりの、まん丸「ポテボール」。中にチーズ入りでとろりと美味しいから、おやつに、お酒のおつまみにパクパクつまめます。
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薄く切ってフライパンで焼いたズッキーニに、ポテトサラダとピザ用チーズ、パン粉をのせてオーブンで焼き目をつけました。簡単なのに、手間がかかって見えるアイディアレシピです。
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じゃがいもの冷製スープ「ヴィシソワーズ」を、牛乳とポテトサラダで再現することもできますよ!
まとめ
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ポテトサラダは家庭料理の定番、皆に愛される定番サラダです。基本をきちんと守って丁寧に作ると、ポテトサラダはびっくりするほど美味しく仕上がります。ジャガイモは年間を通して手に入る優秀な食材。ぜひ基本を守って丁寧に調理して、ジャガイモの味わいが活きた美味しいポテトサラダを作ってくださいね。