愛し合って結婚して夫婦になる、ただし結婚はゴールではなく新しい二人の生活のスタートです。人生で最も華やかなイベントである結婚式、さらに新婚旅行などで現実感が薄れているかもしれませんが、大切なのはこれからの生活をしっかりと行うことで、早めにルールを作っておくことがおすすめです。結婚によってこれまで別々の生活をしてきた、一部同棲などをしていた場合もあるかもしれませんが、夫婦になることで法律的にも家族と認められて共同生活がはじまっていきます。
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この時に喧嘩などをしないで幸せに過ごしたい、そう願うのが自然ですが、そのためには早めに必要なことを決めなければいけません。この時に最も重要なのが「生活費」で、夫婦の数だけやり方も異なっており、この方法が正しいといったことはないです。ただお互いに納得する、損だと感じないようにすることが必要で、小さな不満は後から大きなトラブルに発展しますから、早めに相談して決めておくと安心できます。
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例えば昭和の時代ですと、夫が働き、妻が専業主婦というケースが多く、生活費に関しては夫と妻のどちらかが主導権を握っており、給料を管理してお小遣い制をとっていました。主に妻が管理して夫に小遣いといったケースが多く、専業主婦ということで銀行の振込もしやすく、合理的であると言えるかもしれません。しかし現在の夫婦にあまり当て嵌まらず、経済的な問題から、仕事を続けたいといった希望も含めて共働きが多数を占めるようになっています。そうなると生活費に関しても従来とは異なり、それぞれの夫婦に適した方法を見つけ出さなければいけません。 jp
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決める前に大切なのはどこまでを生活費に含めるかで、光熱費や食費、日用雑貨、賃貸住宅なら家賃などが一般的な内容です。さらに最近はインターネットやスマートフォンも欠かせない品で、料金について決めておくと後から揉めることが少なくなります。シャンプーやコンディショナー、基礎化粧品、ヘアケア剤も含める場合もあるので話し合いが必要です。まずはどこまでを生活費の範囲にするのか、そして必要な金額を出してください。次に共働きの場合はどちらが、もしくは互いにいくら出すのかを決めていきますが、これは正しい方法は存在しないので、それぞれで話し合って決めることが重要です。それぞれ適切な分を出していく、片方の給料で生活してもう一方はすべて貯蓄に回すなど、それぞれの家庭に適したやり方で行うことが大切になります。そしてこの先に重要なのは互いに納得していることで、共に暮らすというのは協力できる反面、家事の量が倍になり時間や手間がかかってくるはずです。共働きであるなら、生活費だけではなく家事に関してもしっかりと話し合っておくと、後から揉めることが少なくなります。
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そしてポイントですが、こういった厄介な話はなるべく早くすることが重要です。新婚旅行から帰ってきて、まだ現実を見たくないかもしれませんが、できれば結婚前から簡単に新生活について話し合っておくと安心できます。恋人と違って夫婦は苦楽を共にするので、お金の問題は生々しさがありますがとても大切です。恋人の時は夢を語れますが、夫婦になれば現実を見なければいけなく、生活全般について話し合っておくと後々のトラブルが少なくなり、長く良好な関係を続けることが可能です。 jp
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夫婦の数だけ生活に関するやり方も存在していますが、上手くできているところはコミュニケーションがしっかりと取れていることが多く、話し合いが大切になります。金銭問題を不得意にする人もいますが、まずは最初にしっかりと決めておくことで、後まで気持ちよく暮らせるようになるので行ってください。