12月16日放送の「有吉ゼミ」(日本テレビ系)にタレントのデビット伊東さんが出演。
アメリカのラーメン・コンテストへ参戦するも、9店舗中7位という結果に終わったことを報告しました。
デビット伊東さんといえば、タレントのヒロミさんやミスターちんさんをメンバーとするお笑いトリオ『B-21』の一員として活動している傍ら、東京都内にて10店舗のラーメン店を経営。かねてよりラーメンには強いこだわりを持ってきたデビット伊東さんですが、今回米国ニューヨークで開催されたラーメン・コンテストに妻と2人で挑戦することに。この様子は同番組で放送され、日本からはデビット伊東夫妻含めて合計9店舗が参加していました。
結果、優勝したのは、「亀田興毅』や「井筒和幸監督」の“アゴ”をモノマネすることで知られるHEY!たくちゃんの出品した『ロブスター味噌ラーメン』が選ばれました。2カ月の試行錯誤を重ね『鶏ポタージュラーメン』を出品したデビット伊東さんでしたが、奇しくもお笑いタレントの後輩に優勝を奪われ撃沈。この結果に悔し涙を流していました…。
しかし、優勝した『ロブスター味噌ラーメン』を含め、上位に選ばれたラーメンにトリュフやローストビーフといった採算度外視の食材が多く使用されていた点が多く、今回の大会では原価率や採算の概念がほぼ考慮されていませんでした。
チキンとジャガイモをベースにし、適切な原価率の範囲内で競ったデビット伊東さんは、他の参加者によるパフォーマンス要素が多い派手なラーメンよりも劣ってしまったと思われます。採算を無視した高級食材を取り入れたラーメンが注目を集めてしまうのは当然と言うまでもなかったようです…。
このような結果に視聴者からはルールの改正を求める声が相次いだようで、「採算を度外視してる店と同じ土俵で戦うのはかわいそう。原価が販売価格を超えてはダメとか、ルールを変えないと」「ロブスターラーメン。原価率考えたら芸も腕もない。デビットのラーメンは優勝した後にリアルに店舗がオープン出来る。どっちが本当のラーメン愛なんだろうね」「とにかく金を使えば勝てるだけの勝負。本当の腕や持続可能性を全く考慮しないコンテストに呆れた」と、デビット伊東さんを擁護する声もあがっています。
現実的な予算で勝負したデビット伊東さんはある意味真面目過ぎたのかもしれませんが、商売をするものなら原価率など考えるのは当たり前のこと。番組では、デビット伊東さんの経営するラーメン店が開店してからの厳しい道のりや苦労時代、共に支えてくれた妻への感謝の言葉も紹介されていました。
ラーメン愛が深い、デビット伊東さん。今回は残念な結果となりましたが、今後も新たな挑戦を続けていってもらいたいものです。