落馬事故
日本では週末になると多くの人が競馬観戦を楽しみます。
そんな競馬ですが、馬に乗っている騎手はいつでも落馬事故と隣り合わせです。
そしてレース中に落馬で亡くなってしまった騎手もたくさんいます。
例えば、2006年に亡くなった佐藤隆騎手。
2006年4月25日、浦和競馬第5競走でトーセンフォワードに騎乗しましたが、レース中にトーセンフォワードの故障発生で落馬しました。
佐藤隆騎手は前方に投げ出され、その際に頭部を強打し意識不明で病院に運ばれました。
重体で入院し開頭手術を受け、手術は成功したものの、その後意識が戻ることはなく、2006年8月8日に頭部外傷、急性硬膜下血腫、脳挫傷、静脈洞損傷、肺炎の併発により死去しました。
年齢は49歳でした。
他にも2000年には、松井達也騎手が落馬で死亡しました。
2000年11月23日、ヒヤマレディに騎乗中、馬同士の接触により3頭の競走馬が落馬する事故が発生しました。
松井達也騎手は転倒後、さらに後続の馬にはねられてしまいます。
落馬した直後は意識がはっきりしており、胸が苦しいと訴えながら直ちに病院に運ばれました。
しかし出血性ショックにより、まもなく死亡しました。
松井騎手は2000年12月に結婚式を控えていた矢先の惨事となりました。
年齢は35歳でした。
この他にも落馬で亡くなってしまったり、大けがをしてしまった事故がたくさんあります。
今回は落馬事故の瞬間をとらえた映像をご紹介します。