MLBのシカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有投手が27日、自身のツイッターを更新。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緊急経済対策案のひとつとして浮上しているとされる、
「お肉券」について持論を述べると、ネット上でも共感の声が殺到しています。
話題の投稿があったのは今月27日。
ダルビッシュ有選手は自身のツイッターを更新し、ネット上で今大きく話題となっている「お肉券」について持論を述べました。
新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を回避するため、政府・与党内では大規模経済対策の準備が進んでおり、そこには様々なプランが浮上している様子。
中には「お肉券」「お魚券」などが浮上しており、一部からはその内容について疑問の声が上がっているのです。
これらは訪日外国人の激減などで需要が低迷する和牛の消費喚起などを目的としているのですが、
牛肉(和牛)に限定していることの理由や、経済対策としての有効性に対しての反対や疑問の声も多いのが事実ですね。
そんな中、ツイッターを更新したダルビッシュは、世間が思っている声を代弁するかのように、
「日本はなんでこんな状況なのに補償がステーキ券とかなの?」と、素直な疑問をポロリ。
日本はなんでこんな状況なのに補償がステーキ券とかなの?
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 26, 2020
投稿から約4時間で1万を超えるリツイート、約4万のいいねを集めるほどの注目を浴びているのですが、
その後、ネット民のリプライに答える形でダルビッシュの考えが明らかになっていきます。
一部のファンからは、この政策について「まだ正式に決定したワケではない」というコメントが。
これに対してダルビッシュ有選手は、「いや、それが検討されているだけで十分やばいと思いますよ」と返信。
加えて、「検討にすら出てくるのがよくわからないんですが」と返したのでした。
検討している時点で国民からすると「ん?」と疑問に思いますよね…。
ネット上からもダルビッシュ有選手のツイートに共感の声が殺到しており、
「ほんとそれです」「検討してるってだけで十分ヤバいですよね」
「お魚券、お寿司券もありますよ」「欲しいのは日本銀行券なのですが……」
「つぎは『肩たたき券』だと予想しています」などと共感の声や、先回りで次の政策を予想する人も。
もはや大喜利状態と化した今回の問題。
仮にお肉券が実現化したとしても、それだけで経済対策になるとは考えにくいでしょうね…。
東京オリンピックの延期も経済対策に影響を与えている可能性があるのですが、
延期ということになると来年まで景気を持たせる必要があるため、政府の支援策も、企業対策に傾きがちです。
予算には限りがあるのは確かだと思いますが、何を最優先にするのか、政府は明確な方向性を示す必要がありそうですよね。