虫と言えば気持ち悪くて厄介なだけの存在だと思う方が多いと思います。しかし、それは大間違い！刺されると腫れたり、痛みが出たりするならまだいい方で、中には死を覚悟しないといけない虫も存在するのです。今回は、そんな世界で最も危険な虫たちをご紹介いたします！
もしかすると、あなたのすぐ側に居るかもしれません…。
軍隊アリ
アリと言えば、日本人である私たちには身近な存在であり、とても小さな生き物であるため、普段気に留めることはほとんどないと思いますが、世界には人間をも襲う“凶暴なアリ”が存在します。その名も【軍隊アリ】。
軍隊アリは、世界の熱帯雨林地域に生息しています。習性は、女王アリを中心としたコロニーを形成し、定住することなく餌を狩りながらジャングルを移動し続けます。
そのコロニーにいるアリは、数十万から百万ほどで最大２千万匹を超えるという非常に大きな組織です。さらにその移動スピードは、時速1kmほどで、長さは20m近くにもなるそうです！獲物を求め、ただひたすらにコロニーで移動する光景は、アリであっても非常に恐ろしく感じますね…。
オブトサソリ
主に中東・ヨーロッパに生息している【オブトサソリ】。
毒性が強く、非常に危険な種類のサソリでもあり、餌の少ない砂漠で確実に獲物を仕留める為に強化された毒は、人間でも死亡例があるといわれています。 さらに動きも素早く、走るときはかなりのスピードで砂地を進むのだとか！非常に気が荒く、攻撃的なので、サソリの飼育の初心者には薦められないといわれ、2006年からその危険性故に、日本での輸入が禁止されているそうです。point 271 | 1
オオスズメバチ
日本を含む東南アジア、東アジアにかけて広く生息している【オオスズメバチ】。日本に生息するハチ類の中で、最も強力な毒を持ち、かつ攻撃性も高い非常に危険な種です。また、時速約40kmで飛翔し、狩りをする時は1日につき約100kmもの距離を移動できるのだそうです。
さらに、『オオスズメバチに刺されてみた』という衝撃的な動画があったので、ご紹介もしておきます…！
ウマバエ(ヒトヒフバエ)
ウマバエ(ヒトヒフバエ)は、幼虫が人間や動物に寄生するという恐ろしい昆虫です。ハエ目（双翅目）の中のヒツジバエ科に属している虫ですが、厳密にいうとウマバエは、主に馬に寄生し、ヒトヒフバエは、主に人間に寄生します。ただ生態が非常に似ているため、両種まとめて【ウマバエ】と呼ばれることもあります。ウマバエの主な生息地は、中央アメリカや南アメリカなどの熱帯地域です。そして、ヒトヒフバエも同様に熱帯を好み、主に中南米を生息地としていますが、日本での生息は、冬が寒いので、暖かさを好むヒトヒフバエは対応できず、定着していないと考えられているのだとか…。point 349 | 1
パラポネラ
冒頭でご紹介した、【軍隊アリ】と並び、たびたび最強の昆虫議論で話題になるといわれている蟻、【パラポネラ】。
大きな顎と、神経毒を持つ針を武器としており、刺された時には24時間痛みが続くことから「24時間アリ」とも呼ばれており、銃に撃たれたような激痛から「バレットアント」とも呼ばれています。全てを狩りつくす【軍隊アリ】でさえも、単独行動をするこのアリを、避けるとも言われています。point 255 | 1
ツェツェバエ
体長は約1cm程度、見た目は日本に生息しているハエと大差ないようなのですが、ツェツェバエの“ツェツェ”とは、『牛を倒す』という意味らしく、その名の通り非常に危険な生物で、人間の命を奪うことも珍しくないそうです。【ツェツェバエ】に刺された人間を含めた生物はすべて、“永遠の眠り”についてしまうのだとか…。point 222 | 1
マダニ
【マダニ】は、8本足の節足動物であり，クモに近い生き物だそうです。普段は、野山や草むらに生息し，野生動物を吸血するため、木の葉や草の裏などでじっと待っているといわれています。宿主は、主にシカやイノシシなどの野生動物ですが，散歩中の犬や、ハイキング中の人に寄生することも。さらに、咬まれることで「重症熱性血小板減少症（SFTS）」などの、ダニ媒介感染症に感染することがあるのだそうです。ダニ類は怖いですね…。point 267 | 1
ラストは夏場に天敵となる虫！
ラストは、夏場の天敵【蚊】です。
蚊は、1年間に70万人以上の人をころしている虫として、知られています。なんでも、蚊が媒介する感染症の中でも、最悪なのはマラリアといわれています。年間1.point 174 |
98億人が感染し、そのうち、58.point 17 | 4万人が死亡している恐ろしい病気です。身近にいる虫が、実はかなり恐ろしい存在だったのです…日本に住んでいても、決して安全ではありませんね。point 86 | 1
ネットの反応
いかがでしたでしょうか？
また、これらの昆虫に対し、ネットでは以下のような反応がありました。
『見てるだけで体がゾワゾワしてくるよ・・・』
『マダニは死者でてなかったっけ？』
『オオスズメバチだけには出会いたくないな』
『温暖化で日本が亜熱帯になったらマラリアが広がる可能性あるらしい』
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