愛する恋人とのセックスはとても幸福感に包まれますよね。しかしセックスは常に妊娠のリスクを負います。望まぬ妊娠はお互いやその家族まで不幸にしますよね。そこで危険日や安全日、排卵など正しい知識や知っておきたい事をご紹介いたします。
どうなれば妊娠してしまうの?気になる危険日とは?
『危険日』とはセックスをすると妊娠しやすい日の事を言います。逆にセックスをしても妊娠しにくい日を『安全日』とも言いますね。女性の卵巣の中では卵子が成長し、それが定期的に排卵されます。排卵された卵子と精子が受精すると卵子は受精卵となり、それが子宮内膜に着床すれば妊娠するのです。
なので妊娠には排卵とセックスのタイミングがすごく重要になりますね。そのタイミングが合えば妊娠の可能性がすごく高くなります。これを『危険日』と言い、排卵されてない時期を『安全日』と呼ぶのですね。
ただ忘れてはいけないのは妊娠を望まないのなら、いかなる場合でもコンドームなどの避妊具は必ずしましょうね。もちろん生命の事なので『安全日』でも絶対に安全という訳ではないですからね。
生理周期から危険日・安全日を計算しよう
危険日や安全日は生理周期からある程度、計算する事が可能です。ただし婦人科系疾患やホルモンバランスの乱れ、生理不順などがなければという前提です。
これらの症状が見られる場合は早急に産婦人科で検査してもらうことをおすすめします。大切な体ですからね。それでは計算方法に話を戻しますが、排卵時期は次の生理開始予定日のおよそ2週間前になります。一般的に精子の寿命は2〜3日で卵子の寿命は約1日なので、排卵日の3日前〜3日後くらいが最も妊娠のリスクが高い『危険日』ということになりますね。
ただこれにも個人差というものがありますので、大事をとって排卵日の前後5日くらいの10日間ほどは『危険日』と思っておいた方が無難でしょう。何かあってからでは取り返しがつかないですからね。
生理直後は安全って本当?
巷で耳にするのが『生理直後は安全日』というものです。これは大きな間違いなので気をつけましょうね。この大きな勘違いをしている女性も男性も結構多いです。排卵から生理まではおよそ14日とほぼ決まっていますが、生理の長さはかなり個人差があります。生理期間が長い方だと生理が終わってからすぐに排卵が始まってしまう場合もあります。
そのあたりは個人差が大きく影響します。絶対に妊娠をしたくないという事であれば、生理開始予定日の7日前から生理日くらいまでを『安全日』で、それ以外は『危険日』と考えた方が無難です。何かあってからで取り返しがつかないという事は常に頭に入れておいてください。辛い思いをするのはあなたかあなたの恋人なのですからね。
危険日をより正確に割り出すために重要な『基礎体温』とは?
『安全日』や『危険日』をより正確に割り出したい方や生理不順の方には『基礎体温』を測る事をおすすめします。基礎体温とは安静時の体温の事を言います。測り方ですが5〜8時間ほど就寝して目覚めた直後、体を起こさずに体温を測ってください。
正常な生理周期での基礎体温は低温期と高温期に分かれ、低温期から高温期に移る前後に排卵が起きるとされています。それを活用すれば排卵時期を推測できます。低温期から高温期に完全に移ってしまえば生理日までは安全日と言えるでしょう。
まとめ
望まぬ妊娠をしないためにも、これらの知識は必ず知っておいた方がいいですよね。妊娠してしまったら、あとは胎児するか出産するかの2択です。後戻りは決してできません。せっかくの生命とあなたの身体を大切にするためにも妊娠の仕組みは頭に入れておきましょうね。