女の園、宝塚。楽園とは程遠い宝塚に疼くもの、それは女同士の嫉妬と競争心。檀れいが歩んだその宝塚時代は決して平坦なものではありませんでした。人気女優が未だにトラウマに思うその壮絶な過去を振り返っていきましょう。
3ダメ、人気なし!檀れいが宝塚の劣等生だったって本当?
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演技ダメ、ダンスもダメ、そして歌もダメ!3ダメとして負の烙印を押されたのが、宝塚出身の美人女優檀れい。勿論今でこそ日本アカデミー賞を受賞するなど、好演を常とする大女優として知られていますが、宝塚時代はとにかく劣等生だったとか……毎年20倍を超える倍率を誇る西の東大宝塚音楽学校に入学出来ること自体凄いことですが、入学時の彼女の成績はビリ。短期間の準備で最下位ながらも入学を果たした彼女ですが、入学後には周りに水を開けられ、同期の瀬奈じゅんや貴城けいなどに差をつけられてしまいます。今でこそ同期の中で活躍しているのは檀れいくらいですが、その当時は学友だけでなく宝塚ファンにも失笑を買う劣等生っぷりを発揮していたそうです。顔だけはいい檀れい、こんな言葉を浴びせられたら、嬉しいのか悲しいのやら、なんだか複雑ですよね。point 454 | 1
宝塚ファン、先輩に受けた壮絶過ぎるイジメが酷過ぎる!
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女ばかりの職場というのも居心地が悪いものですが、それが宝塚ともなると、昼ドラ真っ青のドロドロした人間関係があるのでしょうか?檀れいがイジメにあっていたという噂もよく聞きますが、これは宝塚100周年記念の際のある特番での一言が発端となったようですね。宝塚の先輩女優である真琴つばさから、「私がイジメた相手は、檀れいしかいない!」の発言後、檀れいが恐縮したような言葉で否定したことからも、過去から続く上下関係の厳しさを伺えます。また3流娘役でしかない檀れいが、ある日突然月組のトップ娘役に抜擢されたことがありました。当時月組には実力も人気も檀れいより上の、千紘れいかという娘役がいましたが、彼女を蹴落としての選抜にはファンの大きなバッシングを産みました。顔がいい檀れいが受けたイジメは、そんな女とファンの嫉妬が生んだものだったのです。point 365 | 1
檀れいが娘役トップになれた本当の理由、楊貴妃の再来と中国でも人気
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1992年の入団以降なかなか目が出ない脇役ばかりだった檀れいですが、約7年の下積み時代を経て月組トップの娘役になる訳です。実力が伴わないあの子が何で?となるのは当たり前ですが、そこは芸能界ならではの大人の事情があったのでしょうね。ルックスに勝る女の武器はないでしょうし……檀れいは結果として月組、星組の娘役トップに躍り出るのですが、1999年と2002年には中国公演にも出演しています。その美貌は中国でも大変な話題を呼び、役柄である楊貴妃から、「楊貴妃の再来」と呼ばれました。世界三大美人の一人楊貴妃と檀れいが瓜二つかどうかは分かりませんが、江原先生からは前世が中国の宮廷にいた巫女さんだとも言われています。その美貌といい役柄といい、何かと中国とは関連が深い点は興味深いですね。point 339 | 1
人気美人女優檀れい、及川光博との結婚で公私ともに幸せGET!
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3ダメ、そしてイジメ。先輩の真琴つばさには、「あなたとは仲良くなれない!」宣言をされ、何かと気苦労も涙も飲んできた檀れいの宝塚時代。舞台にドラマ、映画にナレーター、今となっては引っ張りダコになったからこそ、過去のおかげで今がある!と笑い飛ばせるのでしょうね。現在は美輪明宏のお気に入りボーイとして名を馳せた及川光博と結婚し、仕事にプライベートに絶好調!宝塚出身の名優と言えば八千草薫、朝丘雪路、浜木綿子など日本を代表する女優が揃っています。人妻となった檀れいですが、その美貌と演技を活かして、宝塚女優と言えば檀れいと形容されるような活躍の飛翔を期待せずにはいられませんね!point 286 | 1
まとめ
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宝塚元トップ娘組役を演じた檀れいですが、現在の輝かしい実績と笑顔の裏にはこんなに辛い過去があったのですね。そんな過去をも物ともせずにキャリアを磨いていった彼女の芯の強さ、それこそが女優として輝く為の秘密だったのかもしれません