写真:netatama.net
焼き魚や鍋などの料理のトッピングに大根おろしをつけることが多々ありますが、それだけを見ると単なる白い塊です。しかし、最近ではこの大根おろしの塊を程よく整えて、動物やキャラクターなどのアートを作ってしまう人たちが増えています。見た目がかわいらしく、食卓が楽しくなるのがメリットです。形さえ整えられれば何でも作れますが、家族みんなで食卓を囲んで食べられる鍋料理に合わせると、家族に喜ばれます。形の整え方は写真などの見本を見ながらでも構いませんが、上手く形を作れないなら市販の型を利用するのが便利です。型の中に大根おろしを詰めるだけで、簡単に見栄えの良い形に整えられます。point 348 | 1
写真:snapdish.co
鍋のレシピには色々な組み合わせがありますが、豚バラ肉と白菜の重ね鍋だと表面が平らに仕上がるため、アートを簡単に配置できるメリットがあります。鍋を作るには4人前の材料として豚バラ薄切り肉を300g、白菜を2分の1、粉末状の出汁を大さじ2、水を6カップと醤油を大さじ2、粗目の塩を小さじ2分の1、白髪ネギを1本分と小ネギの小口切りを3本分、生姜の千切りを4分の1かけ分を用意します。
写真:twitter @AtelierRococo
白菜を1枚ずつ丁寧に取り外します。そこに豚バラ肉を広げてのせたら、縦方向に少しずらして上に白菜をのせます。その上に豚バラ肉をのせ、また縦方向に少しずらして白菜をのせます。これを合計4回繰り返します。仕上げたものを5センチくらいの間隔で包丁で切ります。鍋を用意したら鍋のフチにそって白菜と豚肉を重ねたものを縦にして、敷き詰めていきます。ここまでの手順を3~4回繰り返し、鍋にまんべんなく敷き詰めます。敷き詰めた具材の上から粉状の出汁をむらなく振りかけます。point 307 | 1
写真:ddnavi.com
続いて大根おろしアートの作成です。大根1本分をおろし金でおろしておき、ザルに入れてお玉などを使って汁気を切っておきます。好みの形に仕上げて完成した鍋の上に配置します。焼き海苔を切ってパーツを取り付けると、アートがリアルになって見栄えが良くなります。例えば、しろくまや犬などの目と鼻の部分を焼き海苔で作っておくと、かわいらしく仕上げられます。水と醤油、粗目の塩を混ぜたものを鍋に投入します。鍋を火にかけ、沸騰するまで待ちます。沸騰してきたら鍋に蓋をして、そのまま火を通します。具材に十分に火が通ったら、白髪ネギと小ネギ、生姜を混ぜ合わせて具材の上にまきます。これで鍋は完成です。鍋に火をかけて煮てしまうと大根おろしアートが崩れてしまいますので、キッチンのコンロで作るよりも家族のいるテーブルで調理するのがおすすめです。また、火にかける前に写真撮影をしておけば、綺麗な形のアートを画像として残しておけるメリットがあります。point 478 | 1
写真:辻希美 公式Instagram
大根おろしが白い色をしていますので、雪だるまなどのアートもよく似合いますが、色をつければトイプードルやクマなどの動物にアレンジできます。ブラウン系の色をつけるなら醤油を加えます。全体に混ぜ込む方法からアクセントとして混ぜ込む方法まであります。こうすると模様のように仕上がり、2色のネコやパンダなどが作れます。オレンジ系の大根おろしを作りたいなら、ニンジンのすりおろしを加えます。鏡餅にのせるみかん、カボチャに仕上げるなどの工夫が可能です。レッド系の色ならケチャップを混ぜるのがおすすめです。イエロー系なら卵の黄身が使えます。豚バラ肉と白菜の重ね鍋が人気ではあるものの、鶏肉と白菜、キノコや太ネギなどを入れたみぞれ鍋で作る方法もあります。基本的に大根おろしのトッピングがよく合う鍋なら何でも構いません。大根おろしアートを綺麗に仕上げるコツとして、水気をきちんと切っておき、パーツごとに作るのがおすすめです。point 471 | 1