21日、乳がん治療を中断し、不妊治療を選択したお笑いタレントのだいたひかる(45)さんが、ブログを更新。 最後の受精卵を移植していたところ、妊娠していたと報告したのですが…。
「おかげさまで 妊娠していました 今3週と5日だそうで、普通妊娠なら気付かないレベルの初期ですが…受精卵がしがみついて着床してくれました!」と報告。
「どんな感じなんだろう!? ファイト一発みたいな感じかな!? まだまだ第一関門突破という感じで、高齢なので 流産率が高いのも現実なので…」と不安もあるようですが、「折角の卵を大切に守り、安定期を手前の目標に穏やかに過ごしたく思っております」とつづっていました。
続いて「皆さんに応援とご心配いただき、本当にありがとうございました ご報告までに… だいたひかる」と結び、ファンに感謝の気持ちを伝えていました。
2013年、だいたさんは アートディレクターの小泉貴之さんと結婚。14年から 不妊治療を始めたが、16年に 乳がんが発覚し中断。右乳房を全摘し、19年 3月に乳がんが再発。昨年10月、不妊治療を再開するまでは 放射線治療を受けてきました。
プロフィール
だいたひかる 1975年5月25日生まれ。埼玉県東松山市出身。158センチ、48キロ。2002年にはピン芸人ナンバーワンをきめる「R―1ぐらんぷり」初代チャンピオンに。日本テレビ系「エンタの神様」でも、どうでもいい話を展開する漫談などで人気者になった。2013年に結婚。16年に乳がんを公表。
45歳以上で出産は約0.2%⁉ 子供を望んでくれる母親のところにきてほしい…
今回のこの報道には、産婦人科専門医で 公衆衛生学修士及び医学研究者の重見大介氏からも以下のコメントがよせられました。
《おめでとうございます。嬉しいニュースですね。
産婦人科医の視点でコメントさせていただくと、日本で45歳以上でご出産された女性は年間で1600名ほどです(令和元年)。これは出産件数全体の約0. 2%の範囲です。全体から見れば非常に少ないことがわかりますので、私たち産婦人科医にとってもそうそう経験しないことです。もちろんこの後の妊娠経過、そしてご出産までが順調に進むことを願っておりますが、高齢妊娠・出産(35歳以上)では様々な合併症等のリスクが高いことも事実です。どうぞ周囲の方の協力をもらいながら、無理なくお過ごしください。そして、上記の数値からは「誰でも45歳で妊娠・出産できるわけではない」ことも、皆様にはご理解いただければと思います 》
その他にも多くのコメントがよせられているようですが…
《3週での報告はきっと不安でしょうね。でも同じ境遇の方もたくさんいると思うので包み隠さず報告してくれたのかな。このまま安定期迎えて、出産までいってほしい。子供を望んでくれる母親のところにきてほしい》
《とてもおめでたいことだし、私も嬉しい気持ちになりましたが、やっぱり公表は安定期になるまで待たれたほうがいいのではと思います。私自身不妊治療をしたことがあるので、尚更そう思ってしまいます》
《子供を産み育てたいと思う人にとって今まで困難がたくさんあったと思います。どうか元気な赤ちゃんが産まれますように。まわりも温かく見守ってあげてほしいです》
《 良かった。本当に良かったです。だいたさんのお気持ちを思うと目の奥が熱くなりました。自分のことのように嬉しく感じます。無事に元気に育ってくれることを願っています》
《 私は男ですが不意にも涙がでてしまいました。私も幾度と失敗し妻と共に失望の元、年齢的にも諦めかけてた時に子供を授かりました。その時妻は死んでもいい覚悟だったのを思い出しました。今では子供も小学生になり妻も当初ダメージがありましたが元気です。神様ひかるさん母子共に無事にお願いします 》