お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明(48)が4月15日、MCを務めるフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。
この日、小木は、今月1日に配布を表明した“アベノマスク”について「まだ届かない」と不満を漏らしつつ、鋭い指摘で安倍政権を痛烈批判したことで話題を呼んでいます。
安倍首相は14日の衆院本会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、布製マスクを1世帯に2枚、全世帯配布する政府方針に関し「急激に拡大しているマスク需要に対応する上で非常に有効だ。理にかなった方策だ」と述べました。
新型コロナウイルス特措法に基づく政府による緊急事態宣言などの対応が遅いとの野党の指摘に対して、
「諸外国と比しても、わが国の対応が遅かったとの指摘は当たらない」と反論する形となりました。
同番組ではトップニュースとしてこの話題を大きく取り上げ、出演者らが議論することに。
コメントを求められた小木は「(マスク配布は)理にかなってないですよ。だって、政府の周りがしないんだもん。かなってないからしてないんでしょ?」と鋭い指摘。
さらに、「『対策が早い』って言ってんのもSNSの星野源さんにいく対策、早かったですね」と皮肉を込め、
「全然空気読めてないなっていうのはありましたね」と安倍政権の対策を痛烈批判したのでした。
また、問題になっている”アベノマスク”の配布はすでに始まっているのですが、
小木の家庭にはまだ届いていないようで不満を漏らす場面も…。
これには思わず、司会の坂上忍も「それぐらいにしときましょうか」とストップをかける一幕も見られました。
マスクの機能性についても低評価したうえで、
「安倍さん以外、誰もつけないじゃないですか、政府も。周りの人も意味ないと思っているからつけていないわけじゃないですか」と皮肉り、視聴者からも共感の声があがっていたようです。
まさに国民の声を代弁した小木。生放送での毒舌トークには抵抗もある人も少なくありませんが、
放送NGになることはなく、今の日本の現状に理解を示す視聴者も多かったようです。