新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な状況に陥っている一方、とある会社の社長により「CORONA(コロナ)」「CORONAVIRUS(コロナウイルス)」の商標出願がされたとのことで「一体何に使うの?」といった疑問の声が相次いでいます。過去にも商標の大量出願が問題になったことがありますが…?
「コロナ」「コロナウイルス」が商標出願された?
新型コロナウイルスの感染拡大の一方、大阪府にある会社「ベストライセンス」の上田育弘社長により「CORONA(コロナ)」「CORONAVIRUS(コロナウイルス)」の商標出願がされていることが明らかになりました。2020年2月20日に出願されており、3月20日に特許庁のデータベースで公開され、現在は「審査待ち(方式未完)」となっています。point 270 | 1
一体なんのために出願したのか?
今回の商標出願に関して、上田社長いわく「将来的な使用を計画・企図しております。例えば、コロナウイルスを撃退するためのマスクなどの商品のデザインや技術などの開発・販売です」としていますが、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻である中「金儲けのことしか考えていないのか…」と疑問の声が相次いでいます。point 240 | 1
なんか意地汚いなあ
— 小戸片彩里 (@ultra_ANARU) March 27, 2020
中国かよ…本当の意味でコロナ対策品が出来た時にここに金が流れるとしたら腹立つなこれは
— KYS (@cba_grb_early_c) March 27, 2020
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日本人は本当に··· pic.twitter.com/4MaTuRmtct
— ニート第バナナ世代? (@NeetBananaSEDAI) March 27, 2020
以前にも「ピコ太郎」などの大量出願で問題になった件
上田社長といえば、2018年6月にもピコ太郎の「PPAP」など、他人の商標の先取りとなるような出願を一部で大量に行なったとして、その後メディアで一度顔出ししています。これには特許庁も注意を促していたのですが、上田社長はその注意喚起をガン無視し、新たに商標登録をしたことになります。現在上田社長が出願しているとみられるのが約8500件。「8Kテレビ」「紅白歌合戦」「アナと雪の女王」などの出願が確認されています。point 262 | 1
商標出願は通るのか?
今回の商標出願に対しては、いまだ「審査待ち(方式未完)」とのことですが、これにはどうやら上田社長がいまだ出願料を支払っていないということを意味するそう。特許庁の担当者いわく、上田社長は以前から出願だけしておいて料金を支払わないパターンが続いているようで、今回もそのまま審査に入らず却下処分になるのでは?といった見方が強いようです。point 232 | 1
では上田社長がもし今後支払いをした場合はどうなるでしょうか?これには実際に審査が入ってみないと何とも言えないようですが、運営する会社の事業内容と直接関係ないと判断された場合は、同様のように却下される可能性が高いとのことです。
まとめ
このように、またもや商標出願問題で名前が浮上した上田社長ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な現在でも、なんとかお金になるものを虎視眈々と狙っている感が強いですね。もし仮に「CORONA(コロナ)」「CORONAVIRUS(コロナウイルス)」の商標登録が実際になされ、それにまつわる商品の利益が上田社長に入ったとしたら「腑に落ちない」といった声が多いのが現状です。point 261 | 1