新型コロナウイルスは、一般的には①飛沫感染、②接触感染、③エアロゾル感染で感染するといわれています。
そもそも閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話する環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあり、密を避けるように何度も呼びかけられていますね。
ただ、特にコロナが厄介なのは、無症状でも感染速度が速いということ、そして無症状でも周りに感染させてしまうという、とても怖いものなのです!
新型コロナウイルスに感染すると平均して5日から6日、最長で2週間ほどの潜伏期間を経て症状が現れます。
初期の症状としては、いわゆる「かぜ」と同じようなものが多いといわれていますが、世界ではコロナだと判断できる自己診断法が話題になっているようです。まず、コロナの症状で「最も認知されているのは発熱と咳、筋肉痛などの症状」。
続いて「嘔吐や下痢などの呼吸器症状ではなく、消化器症状が伴うこともある」という点。
そして、最も珍しい症状として挙げられるのは、「嗅覚」と「味覚」を喪失するというものです。
全世界的な調査では、「嗅覚と味覚を失うことは、他の感染症で見えにくいコロナの特異的な症状である」、「このような症状がある場合には検査を受けることが重要だ」と強調しています。また、自分以外の症状だけが重要なのではなく、職場や学校など周囲の状況を見て見ることも大事だとしています。
さらに、自宅や職場での似たような症状が2人以上出た場合は、集団感染を疑う必要があること、そして検査を受けることが最優先だと。
自身がコロナになっていないかなどは、今後、コロナ自己診断アプリケーションを利用して確認する方法も出てくるのではないかと予測されています。
そして、体が痛いなどの倦怠感などを感じた場合は、すぐに検査を受けなければなりません。
緊急事態宣言が出されている中、外出、出勤、登校などは極力控える必要もあります。
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