12月17日放送の「ものまねグランプリ2019冬」（日本テレビ系）にモノマネ芸人のコロッケさんが出演。この日、モノマネ芸人が3時間にわたって〝技〟を競い合いました。そんななか、コロッケさんはシンガーソングライターの米津玄師さんを模したネタを披露しましたが、「馬鹿にしてる」などの声があがり、ネット上では炎上する事態となっているようです。
「ものまねに関してはまだまだ俺は負けないよ」と意気込んだコロッケさん。米津玄師さんのヒット曲『Lemon』に合わせて“AIの米津玄師”と銘打ち、「ロボットというより、アンドロイドの動きと思っていただいた方がいい」と話したコロッケさんは、米津さんのトレードマークである無造作ヘアーのウィッグを被りアンドロイドの動きを披露すると明かしました。
随所に米津さんを意識した要素を散りばめていましたが、中盤からは“故障した米津”という演出を披露し、「Lemon」の音程やリズムを外しながらの歌唱を続けると、変顔を織り混ぜるお決まりのネタも挟んでいたコロッケさん。さすが大御所モノマネ芸人ともいえるように巧みに今を時めく米津さんを自身の十八番芸へ持っていきました。
コロッケさんからすれば、変顔を取り入れかねてより続けてきたお馴染みのモノマネのスタイルだったのですが、米津さんの持つカリスマ性や空気感などを大きく崩していた今回の芸には、米津ファンが決して愉快な印象を受けなかったようで…
「面白かったけど、米津玄師さんが好きすぎるから、見るに耐えないものだった」「コロッケの米津モノマネ最低。米津さん大好きだから半泣き。何この顔芸」「馬鹿にしてる」「似てないし、馬鹿にしてるみたいで嫌だった」「コロッケってどこをどうモノマネしてんの？」などの批判の声が続出する結果となってしまいました。
この日は山寺宏一さんのものまねで有名なuiui先輩も米津さんの『馬と鹿』を披露し、視聴者からの反応は上々。若い層からの支持を集めるためにあえて米津さんのモノマネを披露したコロッケさんでしたが、似せることよりも笑いを取りに行く従来のモノマネスタイルにこだわってしまった為、コロッケさんには否定的な意見が続出し、米津さんを支持する若者からは逆に嫌われてしまったようです…。
ネットの反応を見れば明らかのようにモノマネ芸人による“炎上”は常に付き物。とはいえ、芸歴40年を誇るベテランのコロッケさんにとっては‟想定内”の炎上だったかもしれませんね。
