お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが30日付で吉本興業を退社したことがわかりました。今後は、自身の会社NISHINOを拠点に活動を続けるそうです。
吉本興業はホームページで「当社所属キングコング西野亮廣について、双方合意の上、2021年1月30日付をもってマネジメント契約を終了しましたので、ご報告します」と発表。契約終了の理由について、「詳細についてはお答えしておりません」としています。
電撃退社となりましたが、ことの発端は西野さんのツイートとされています。西野さんは今月27日、自身のTwitterに「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています。くれぐれも「トラブルが原因」とかじゃないっす!」とツイート。
しかしその後、自身が製作総指導・脚本・原作を務めるアニメ映画「えんとつ町のプペル」の宣伝をめぐり、吉本興業への不満を吐露。さらに関係者の実名が写る実際のやり取りも公開し、会社に対し「しっかりしろ!」と怒りをあらわにしていました。
この投稿からわずか3日で退社。これに西野さん本人はTwitterで「お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました。 いろんな記事が出ると思いますが、オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です。なので、普通に仲良しですし、継続する仕事もあります。」と明かしています。
西野亮廣さんは、1999年に梶原雄太さんとともに「キングコング」を結成。2001年から10年以上放送された「はねるのトびら」にレギュラー出演し、全国に名が知られました。「はねるのトびら」終了以降、西野さんは絵本作家や講演、梶原さんはYouTuberとして個々の活動が増えていました。今後のコンビ活動について、吉本興業は「未定」としておりコンビ間で話し合っていくものとみられます。