ここ数年、急激に耳にするようになった高齢者の運転する車の暴走による事故。”病院につっこんだ”、”コンビニに突っ込んだ”などあらゆるシチュエーションでの事件を耳にします。そんな中またしても起こってしまった高齢者による事故に怒りが収まらなかったのが構成作家の百田尚樹氏（６３）。彼の発言に注目が集まっています。
今月１９日、東京都・豊島区の池袋で８７歳の高齢男性が運転していた乗用車が暴走し、近くにいた通行人を次々とはねると言う事故が起きました。この事故で、自転車で走行していた３１歳の女性と３歳の娘が帰らぬ人なりました。またその他にも８人の負傷者がでました。
この車を運転していた高齢男性というのが、旧通産省の元官僚で工業技術院の元院長だそうですが、男性は現在も病院に入院中です。
これに対し怒りを隠すことができなかったのが百田氏は。百田氏は２４日に自身のツイッターを更新すると以下のように怒りを表しました。
百田氏は「炎上覚悟で言う！」と前置きした上で、
「ほっといてももうすぐ死ぬジジイが、若い母親と幼子の命を奪い、家族を悲しみの淵に叩き込んだ！ ジジイにもムカつくが、こんなジジイから免許を取り上げなかった嫁や息子にも怒りがおさまらん」
と幼い子どもと母親の命が奪われたやるせない怒りを投稿し、またその責任は男性だけではなく、放置していた家族にもあると言及。
一見過激にも聞こえる発言だが、ネットでは、「同感です。 87才が普通に乗ってると思うと怖すぎます。 車は動く〇器です」「よく言ってくれた。
今回はこの人が炎上することはないだろ。」「全くその通り。危険を承知で放置していた家族にも罪はある。今後、危険を放置した場合罪に問える法律をつくるべき。」と百田氏に同意する意見がたくさん寄せられたました。
高齢ドライバーの運転をめぐってはさまざまな議論があるが、尊い母子２人の命を一瞬で奪うことに代えられる議論などあるのでしょうか。もう二度とこのような痛ましい事故が起きないよう、一刻も早い法の整備や国の対応を願いたいところです。