プロフィギュアスケーターの安藤美姫さんが、今月3日に放送された「Abema Prime(アベプラ)」に出演しました。その際、かつて「うつ病」疑惑があった時期のことを話しました。
その日の番組では「中高年のうつ病を考える」というお題で議論され、安藤さんは「私の周りにもうつ病になった方がいらっしゃるんで、どういう理由でどのくらいのうつ病になってしまったかにもよるじゃないですか。こころの病気というのは、これからもっとケアしていかなきゃいけないことだと。10代のころから、ファンの方にもけっこう多くて、お手紙いただくことも多かった」とコメントしました。
さらには「アスリートって強い、立ち向かっていけるどんな苦悩も乗り越えるみたいなところがあるじゃないですか。うつ病になられた方みたいな症状は出なくても、もしかしたらうつ病だったんじゃないかっていう時期が自分にもあるんですよ。これから未来を背負っていくアスリートにとっても、メッセージ性のあるテーマだと思う」と自分の体験を話しながら語っていました。
また、親のうつによる子供への影響について「私の周りにも出産して、出産後のうつになった方がいらっしゃるんですけど。理由を聞くと、赤ちゃんがいることで周りとの接点が減ったとか、自分のフリータイムがなくなったとかって言う方がいて。なんでそうやってなるの?って聞いたら、やっぱり“お母さんだから”って言う方が多くて。でも、それって私はマストで“お母さん”になる必要はないと思うんですよ」と自身の考えを述べていました。
続けて「赤ちゃんが寝てる時は自分の時間だし、赤ちゃんがいても外に遊び行ったりとか、友達と交流があったりとか。考え方によっては、産後のうつってやり方次第で減らせると思う」と話していました。
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