新型コロナウイルス感染拡大によって全国各地でイベントの自粛が政府によって要請され、
アーティストのライブ自粛などが相次ぐ中、エイベックスは公式YouTubeチャンネルにて、
所属アーティストのライブ映像を今月31日まで無料公開することとなりました。
同事務所の看板歌手・浜崎あゆみのライブ映像もフル尺で公開されているのですが（映像あり）、
なかでもとくに反響を呼んでいるのが、3月11日の東日本大震災の後で行われた2011年のライブ映像でした。
ネット上では、「涙が出た」「ありがとう、あゆ」などといった声が寄せられています。
東日本大震災があった2011年当初、浜崎は同年4月9日からライブツアーを行う予定だったが、
東日本大震災により、4月中に行われる予定だった8公演を延期、宮城県での公演は中止を余儀なくされました。
震災を受て、浜崎はツアータイトルを『ayumi hamasaki ~POWER of MUSIC～2011』と改め、
「音楽の力」をテーマに、自身初となる360度見渡すことのできるセンターステージや、
フルオーケストラによる演奏など、構成も大幅に変更。
しかしツアースタート当初は、当時の“自粛ムード”も影響していたせいか、
大掛かりなセットや派手な演出はやめ、衣装替えもほとんど行われない、シンプルな構成だったといいます。
しかし、浜崎のコンサートでは「前を向いて進んでいこう」という思いから、
徐々にセットリストや演出などを変更していくこととなり、
ツアーファイナルでは、9種類の衣装にパフォーマー、バンド、オーケストラという盛大な構成となったそう。
アンコールでは、チャリティーソング『A song is born』を涙を流しながら熱唱した浜崎。
訪れた観客の歓声とともに会場は一気に大きな一体感に包まれていました。
会場が一つになった瞬間は、映像で見ていても感動しますね！
中国から今や全世界で感染が広がっている新型コロナウイルスの影響は終息が見えませんね。
見えないウイルスの驚異に脅かされる日々が続く中、浜崎のこのステージは、
再び多くのファンの心を揺さぶり、魅了させているようですね。
大変な時期に、多くの人に感動を与えている浜崎。
ファンからは「ありがとう」「感動しました」などのコメントが寄せられていました。