メジャーリーガー・ダルビッシュ有選手の弟で、精巣がん治療中の元俳優・ダルビッシュ賢太さんが2023年3月1日にインスタグラムのストーリーズを更新。がん闘病に対して元患者?らしき人物から寄せられた上から目線の心無い声に激怒しています。
賢太さんは2022年に精巣がんが判明。睾丸摘出手術を受けました。今月3日に公開した動画では、手術から半年後、みぞおち辺りのリンパに転移していることがわかり、現在は「BEP(ベップ)療法」という、3種類の抗がん剤を併用する治療を受けていると報告していました。
賢太さんは1日にも自身のインスタグラムを更新し、ストーリーズに「自分がガンを経験したからと言って俺の全てを分かったかのように上から物言うてくる元ガン患者よ。めちゃくちゃだるいから黙っといてくれ」と苦言。
「ただ自分がガンを乗り越えられた時『こうはならないでいよう』と学ばせてくれて感謝はしてるけどな」と皮肉をつづっていました。しかしこの投稿に対して「それなら抗がん剤の事も載せなければいいんかもです」「SNSで発信やめたら?」というDMが届いたそう。
これに賢太さんはストーリーズでスクリーンショットを公開しつつ、「まじなん?」と呆れ。「『自分も抗がん剤を経験しましたがこんな感じでした!頑張ってください』みたいなモノならむしろ力になるよ」「『私副作用何も無かったですよ』とか『そんなの辛くないですよー』とか『ああそれね私は余裕でしたよー』とか裏垢から毎日送られ続けてみろよ」と明かしたのでした。point 234 | 1
上からものを言ってくるDMも多いらしく、心無い言葉に悲しんでいるようです。YouTubeの動画では、精巣がん治療中のリアルな現状を報告しています。気になる方はチェックしてみてください。ネット上ではこんな意見が寄せられていました!
「痛みを経験した人って、そういうものだと思っているから、こんな発言ができる時点で、痛みを経験していない=元患者ではないのだと思う。」
「まあ、個人的には体調が落ちつくまでSNSはやめたほうがいいと思うけどね。」
「こういうところに書き込む時に、実社会で実名で相手とやり取りしたとしても、その言葉を発せられるか、という基準を持った方が良いと思う。」
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