すき屋のセミセルフレジ残念…
「非常に残念でなりません」「飲食において、お金を受け渡すことこそ一番大事な行為のはずなのに」
すき屋を利用したお客がTwitterでつぶやいた内容が世間で注目を浴びています。
ちょっと今日はまじめな話
すき家に最近導入されたようです。
支払い精算機。これ非常に残念でなりません。飲食において、お金を受け渡すことこそ一番大事な行為のはずなのに。従業員が間違えるから?人件費節約?
将来すき家はオールロボット化でも目指してるんでしょうか?経営者は何を考えてる? pic.twitter.com/VxV06Nfp04ADVERTISEMENT — タカチャ Takacha aka STUDIO8 (@studio8takacha) November 8, 2019
この投稿は4,700を超える「いいね」がついています。
また、この投稿者は「昭和な考えが良いとは思わないんですが良き心を持っていた時代なのかなと」「近年になるにつれて日本は合理主義資本主義過ぎません?」ともコメントしています。
すき家の新型レジ、”セミセルフレジ”とは…?
①お客はカウンターやテーブルで商品を注文し、料理や伝票を受け取ります。
②食事が終わった後に伝票を持ってレジまで移動します。
③店員に伝票を渡すと、ディスプレイに支払う代金が表示されます。
④お客はセミセルフレジの投入口に硬貨や紙幣を入れ清算を終えます。
すき家は、2017年7月に一部店舗で実験的にセミセルフレジを導入し、多くの効果が確認できたことから、ほぼ全ての店舗への導入を目指しています。
セミセルフレジを導入したことによって、「混雑時にお客がレジで待つ時間が減った」「レジからお釣りを出してお客に渡す手間が省けた」「店員がお金を触らない為、より衛生的になった」といった効果があったとのことです。
また、ランチタイムには商品をテイクアウトするお客が多く、従来は1人の店員が商品を渡し、別の店員がレジを担当しなければいけないことがありました。しかし、セミセルフレジを導入することで、これらの業務を1人でこなせるようになったといいます。さらに、機械が全て作業をするため、つり銭を間違う心配もなくなったとのことです。
そして、すき屋では、交通系IC、iDなどの電子マネーや一部QRコード決済も対応を実施しています。また、以前は非対応であったクレジットカードまで使えるようになっています。すき屋は、最近のキャッシュレス化の波に乗っている企業のうちの一つです。
ただし、簡素化されるばかりではなく、注文は席に座って店員にオーダーを告げる等、従来の”人対人”の接客をきちんと残している部分も健在しています。
同じ大手牛丼チェーンでも、吉野家は現金の受け渡しを直接行うことにこだわっているが、松屋はほぼ全店で券売機を導入しています。
券売機を設置せずに、セミセルフレジを選択したすき屋。
これが凶と出るか、吉と出るか、今後の牛丼業界の動向からますます目が離せなくなりそうです。