6月24日夜、名古屋市北区で会社員の男性2人が刃物で刺されて死亡し、38歳の男が逮捕されました。2人は路上で刺されたことから、通り魔の可能性も指摘されていましたが、どうやら2人と犯人の間に何らかのトラブルがあったとみられ、顔見知りの可能性も指摘されています。
名古屋の会社員が顔見知りの男に刺される
逮捕されたのは名古屋市北区西味鋺島の無職・佐藤俊彦容疑者(38)。佐藤容疑者は6月24日の22時ごろ、自宅近くの路上で愛知県大府市の会社員・小笠原智之さん(44)、赤松英司さん(41)をナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。小笠原さんと赤松さんは同じ会社で働く同僚で、事件前、一緒に酒を飲んでいたそうですが、どうやら複数回にわたり刺されたとみられています。point 256 | 1
2人と容疑者に何のトラブルが?
小笠原さんと赤松さんの知人いわく、2人とも好青年で事件に巻き込まれるようなことをする人ではない、と口を揃えています。しかし、現場近くでは数人が大声でもめていたとの情報もあり、警察は3人に何らかのトラブルがあったとみて関係を調べています。
佐藤容疑者は逮捕前、警察の調べに対し、凶器のある場所をほのめかしていましたが、その後、黙秘しています。 そのため、佐藤容疑者は事前に2人のことを知っており、計画的な犯行であった可能性も否めません。
しかし、小笠原さんと赤松さんは酒を飲んでいたことから、佐藤容疑者と喧嘩になり、カッとなって殺害してしまった可能性もありますが、いずれにしよ今後、3人の関係性と、殺害した動機について警察が調べていくことでしょう。実に恐ろしい事件です。