皇太子さまと雅子さまの間に待望の第1子の愛子さまが誕生したのは、2001年のことでした。愛子さまは、ご両親や祖父母である天皇・皇后両陛下から多くの愛情を受けて、健やかに成長されました。幼いころには、静養先で動物に親しまれたり、大相撲に興味を持ったなど様々なエピソードが残っています。
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愛子さまは、他の皇族方と同様に学習院初等科にご入学されました。しかしながら、初等科3年生のときに、学校に登校されない状態が続き、多くの国民が心配するという事態になりました。宮内庁が、学習院初等科に調査を依頼した結果、学習院初等科は記者会見を開き、男子児童が愛子さまを含む複数の児童に乱暴な行為をしており、愛子さまが登校に不安を抱えているという状況を明らかにしました。騒動後は、雅子さまが登校に同伴をしたり、必要に応じて授業参観に行ったりすることも多かったものの、クラス替えや学校における対応強化によって、その後は大きなトラブルが起きることなく、愛子さまは初等科を卒業されました。
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愛子さまが、学習院中等科に進学すると、1年生の1学期終盤ごろから、登校が不規則になっているとの報道が増えてきました。午後から登校されることが続いていたので、登校が不規則になっている原因は、夜型の行動が多い雅子さまの生活習慣の影響を受けている可能性も報じられていましたが、詳細については分からないままでした。
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その後は、順調に登校されるようになり、中等科で修学旅行など様々な行事を楽しまれている様子が報じられてきました。中学3年生の夏休みの静養の際には、以前よりも体が細くなられたことが大きな話題となりました。思春期の女子生徒ならではの、ダイエット願望によるものであるという意見もある一方で、著しい痩せ方だったので、拒食症など心理面の異常を心配する声もたくさんありました。その後、愛子さまは学習院中等科を卒業され、高等科に進学されました。心配されていた体重も徐々に戻り、現在では、高校生活を楽しまれている様子が報じられています。
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読書家で成績も優秀という噂が多い愛子さまについては、これからの進路について大きな関心が寄せられています。愛子さまのいとこにあたる眞子さまと佳子さまが学習院大学ではなく、国際基督教大学に進学されているので、愛子さまも自身の希望で別の大学に進学されるのではと予想されています。2019年4月には、皇太子さまが新たな天皇陛下に即位されるので、これから成人される愛子さまの皇室における新たな役割について注目が集まっています。