テレビで見ない日はないといっていいほど売れっ子のお笑いコンビ・千鳥。しかし今、そんな2人の“イジり”が波紋を呼んでいるようで、ネット上でも思わぬ議論が繰り広げられています。
【関連記事】櫻井翔、ジャニーズ性加害問題に”だんまり”で賛否両論…「言えないよね」「コメントないならキャスター名乗るな」
発端となったのは、5月4日放送の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)での「春服買いたいんじゃ!!」と題された企画。ボケ担当の大悟(43)の私服を探しに行くという内容で、これまで同番組で何度か行われてきた人気企画となっています。この中で、大悟がファッションブランド「John Lawrence Sullivan(ジョン ローレンス サリバン)」のデニムジーンズを着用する場面がありました。
デニムは、前部分にチャックが2本入っている独特なデザインで、2人はこれをすべて開けるボケをしたり「正面チャック2枚ち〇ぽ出し変質者」と表現したりしたものでした。これを受け15日、同ブランドのデザイナー柳川荒士氏がインスタグラムを更新し、大悟とノブ、テレビ千鳥のアカウントをタグ付けしたうえで、
「何年もの時間を費やし、社内スタッフ、営業やPR、そして何より工場などの方々の協力を得てブランドのシグネイチャーアイテムへと育ててきたデニムジーンズが、テレビ番組でこのような扱い方をされた事が残念で仕方ない」とコメント。さらに、「創設から20年、妥協することなく少しずつ築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬にして踏み躙られた事が本当に悔しい」「これからも店頭でこの商品を売っていくスタッフの気持ち、何よりこの商品を買ってくれたお客様の気持ちを考えると本当に心が痛い」と痛烈に批判しました。
自身がデザインした服をいじられ怒りをあらわにした柳川氏。この投稿のコメント欄には、《さぞ悔しいでしょうね、お察しします》《こういうの残念でならいです》と同情する声のほか、《使う人を選ぶジーンズを上手く例えてるだけでしょ笑》《努力の背景は知らんが、世に出した以上、商品に対する価値観の違い、賛否があるのは当然》と大悟を擁護する声も少なくなく、賛否両論となったようです。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]