ジャニーズ事務所が創業者であるジャニー喜多川氏(2019年死去)による少年たちへの性加害問題で大揺れとなっています。
元ジャニーズJr.
の平本淳也さん(56歳)が『日刊ゲンダイ』の取材に応じ、ジャニー喜多川さんの〇加害問題に対するジャニーズ事務所側の対応、同い年の藤島ジュリー景子社長(56)と少年隊・東山紀之さん(56)のコメントを非難しています。ネット上での辛辣な意見が寄せられており、物議をかもしています。【関連記事】NHK稲葉会長、ジャニーズ●加害問題に「許しがたい」言及するもSNS批判殺到…「●犯罪認識してる」「何十年も黙認」
平本淳也さんは小学生のころから芸能活動を始め、13歳の時にジャニーズ事務所に入所、その後は当時人気だった田原俊彦さんや近藤真彦さん、少年隊、シブがき隊などのバックダンサーを務め、田原さんのバックダンサーグループ『ジャPAニーズ・ジュニア』の初代メンバーとして活動していました。今年3月にイギリスの公共放送局『BBC(英国放送協会)』で放送のジャニー喜多川さんの〇加害問題を取り上げた番組にも出演していたのですが、
日刊ゲンダイの取材に応じ、21日放送の情報・報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で東山紀之さんが、「元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯に受け止めなければなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません。」などと語ったことについて、「騒動の幕引きを狙ったパフォーマンスでしかない」と非難しています。
「東山は相次ぐ被害告発について残念でなりませんと神妙な顔で言っていましたけど、もともと彼はジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っていること。性加害など知らないという厚顔ぶりには呆れてしまいます」などと証言し、平本淳也さんは、東山紀之さんもジャニー喜多川さんの性加害問題を把握していたはずだとしています。
ジャニー喜多川さんは好き嫌いが激しく、お気に入りだったタレントを急に嫌いになり、それが原因で事務所を去ることになった少年は数え切れないといい、ジャニーさんは気に入らないジュニアを次々に排除していったとしています。また、ジャニー喜多川さんはジャニーズJr.
の耳元で、「ユー、もうすぐデビューだね」「新しいグループにはユーがリーダーで頑張るんだよ」「来年にはもうユーは大スターだよ」などと囁き、〇的な行為に及んでいたと暴露。
ある人物は様々な〇的行為を受け入れて某グループのメンバーとなり、現在も活躍していると綴っていました。こうした内容が次々に明かされていくのですが、ネット上ではこんな声があがっています。
- 知らぬ存ぜぬの神妙な顔してますが、まさか?えっ!そうだったんだ。可愛いがられるって、そういう事?そうか。残念。
- 被害者かもしれない人間を加害者にするの?この責任はジャニーさんと事務所側にあるんでしょ?タレントに責任とらせるの?
- ジャニーズのファンでもない私たちが数十年前から聞いてる噂話。ジャニーさんに〇〇されないとデビューできないみたいよ!って、多分知らない人はいないのでは?
26日には新たに元所属タレントを対象とした「心のケア相談窓口の開設」のほか、「外部専門家による再発防止特別チームの設置」、3人の社外取締役を迎える事などを発表しています。これに対してもネット上では冷ややかな声が多く上がっていますが、こうした新たな対応策で事務所はどう変化していくのか、引き続き動向を見守っていきたいです。
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