タレントとして活躍する黒柳徹子さんの共演NG芸能人が最近増えています。
お笑いタレントの有吉弘行さんは以前から、「NG認定されている」と自ら明かしています。先月15日に放送された『有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?』という番組で、過去に黒柳さんに「クソババァ」とあだ名をつけて以来、共演NGにされていると明かしました。
また、お笑い芸人のフワちゃんも一昨年『徹子の部屋』に出演した時、フワちゃんのキャラのままフランクな対応をしたところ、会話がまったく成り立たなかったことがありました。
お笑いトリオ3時のヒロインが同番組に出演した時、フワちゃんがVTRで再度登場しました。「トットちゃん、また今度遊びに行くね~」とフワちゃんが発言すると、黒柳さんから「もう来なくていいです……」と言わて以来、2人の共演は未だにありません。
それ以上に深刻な“共演NG指定”をされているのが、さだまさしさんです。さださんは『徹子の部屋』には過去14回も出演してきた常連です。そんな2人が共演NGになったきっかけは“2つの発音”だと言います。2人の最後の共演は2016年『徹子の部屋』でした。その際、さださんが永さんや作曲家の中村大八さん(享年61)との“男女の仲”を黒柳さんに聞いたことが問題になった可能性があると言われています。また、同放送でさださんが「黒柳徹子保存会」を立ち上げて、自身がその初代会長だとも話していました。この発言も共演NGのきっかけになったのでは、と分析する人もいるようです。
このように、黒柳さんは共演NG芸能人が多くいる中、ドハマりして涙を流さんほど絶賛した芸人がいるようです。その人は『M-1グランプリ2021』チャンピオンの錦鯉です。先月12日の『徹子の部屋』に、錦鯉の長谷川雅紀さんと渡辺隆さんが出演しました。錦鯉の2人は、20代でお笑い芸人の道を選び、長い間ブレイクを果たせなかった下積み時代を振り返り、応援してくれた家族への思いを明かす場面もありました。
錦鯉は黒柳さんの前で漫才を披露すると、黒柳さんが涙をこらえるような表情を浮かべ、ネタ終わりには「涙が出るような……憂いがありましたね、お2人には」とコメントをしました。
“超塩対応”の黒柳徹子さんが「錦鯉の漫才に感動」のワケとは何なのでしょうか?
『徹子の部屋』のスタッフは、『M-1』優勝前からずっと“『徹子の部屋』に出たい”と言っていた長谷川さんの想いが伝わったと言います。しかも、史上最年長で『M-1』優勝を果たし、近親者の死なども経験した2人に大いに共感したといいます。
『徹子の部屋』のスタッフは、コンビの著書『くすぶり中年の逆襲』もしっかりと読み込み、黒柳さんにも2人のことを詳しく伝えたようです。黒柳さんも資料をじっくり読んでくれて、出演前から錦鯉にいい印象を持っていたといいます。
そういった経緯で、“芸人クラッシャー”とも称される黒柳さんが超異例の優しい、かつネタ終わりの“憂いがありましたね”と言うほどの“非塩対応”になったと言われています。
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