最近、頻繁に耳にする渡辺直美という名前ですが、インスタグラムで870万人のフォロワーを誇り、国内芸能人フォロワー数ランキング1位に輝くなど、人気ぶりは折り紙付きなんです。さらに、先日アメリカのアーティストビザを取得し、4月から本格的にニューヨーク生活を始めているお笑いタレントの渡辺直美はパフォーマンスの幅を広げつつあります。しかし最近、渡辺が出演するYouTube CMに「気持ち悪い!」「見たくない!」と不快に思う声が殺到しているようです。
問題のCMに渡辺が出演しているのは、スキンケアブランド『SK-Ⅱ』の「すっぴん素肌トーク」シリーズで、現在まで合計3本が公開されています。SK-Ⅱの歴代CMといえば、桃井かおり、小雪、綾瀬はるかなど、そうそうたるメンツが務めてきたため、起用されれば〝大物の証し〟ともいえます。今回、渡辺は起用された喜びを『憧れのブランドだったので、とてもうれしかったです』とコメント。さらに、『コメディアンの私が架純さんと少しコメディー風に製品を紹介するというアイディアが、とても斬新で撮影が楽しかったですね』と、自信満々に語っていたそうです。
この「すっぴん素肌トーク」シリーズは、人気女優の有村架純の部屋に突然、渡辺が押し掛けます。そして誰もが知りたい有村の〝美の秘密〟を渡辺が暴き出そうとする展開となっており、そんな渡辺に、有村が〝先生〟としてスキンケアの手ほどきをしていくというCMです。
批判が殺到しているのは、第2弾に公開された”有村にメーク落としを促された渡辺が、「あたしさあ、夢があって、ほらCMみたいに水をバッシャーンとスローモーションでやってみたいんだよねー」と憧れのシチュエーションを語りながら両手で水を顔にぶっかけた渡辺は、誤って水を飲んで勢いよくむせ込んでしまう”というオチになっている内容です。
渡辺が〝CMの理想と現実〟をコメディー風に演じているこの動画に対して、ネット上では、
「冒頭から汚い! この広告何度も見たからもういいよ。 いい加減にして!」
「ドアタマに渡辺直美がむせる画が出てきて汚いからやめてくれへんかな…」
「最初のシーン本当に不愉快…このCMだけ消してくれないかな?」
「SK-Ⅱ使ってるけど次買うのやめようかなって思うレベル。汚いし不快」
「このCM見るのすごくやだ…5秒が苦痛過ぎる」
「YouTubeの広告でこれが流れる度不快です。 出てる人選がどうこう、ユーモアのある表現が駄目ということではなく、なぜ ”冒頭” で人のむせ(汚い・大きい・飛沫のように見える)を見、聞かなければいけないのでしょうか。」ADVERTISEMENT
など、批判が続出しています。さらに、公式動画のコメント欄にも「もうSK-Ⅱさんの商品は買いません」とクレームが寄せられているほど大ひんしゅくを買ってしまっているようです。
批判が殺到する原因にはYouTubeで流れる広告の導入形式に問題があるようです。YouTubeの動画には本編が再生される前にCMを流すことができ、流れてから5秒経過するとスキップができる”スキッパブル広告”が主流です。スキッパブル広告とは、スキップをする・しないをユーザー自身が選択できるため、ユーザーに与える印象が良いとされています。
今回の渡辺のCMもこの〝スキッパブル広告〟なのですが、問題なのは”最初の5秒間に渡辺が勢いよくむせ込む映像を使ってしまった”ということなのでしょう。視聴者はこの5秒間を回避することはできません。意図としては、視聴者にインパクトを与えるためなのかもしれませんが、逆に不快感を与えてしまっているということですね。
“ニューヨークで活躍するコメディアン”としては当然のパフォーマンスなのかもしれません…