ネット掲示板に、身内の子供に所有物を壊されたという、詳細を知るととても悲惨な出来事が投稿されました。
その悲劇のお話の発端となったのは、ある男性のお祖母様の告別式でした。
男性のお祖母様は享年111歳だったそうで、ご長寿、大往生で、しめやかに、告別式が行われていました。
該当男性は世に言う“オタクっぽい”方で、それだけに、大事にしているものがたくさんありました。
しかし、自分が今まで大事にしてきた物を、まさか壊される事態が起こるとは夢にも思いませんでした!!
男性の実家から葬儀会場に近かったので、休憩所や、遠方のご親戚の宿泊場所となっていました。
告別式は昼間に行われ、行事を済ませた男性は、後片付けをしてから自宅に帰りました。
しかし、帰宅して、男性が自室へ入った瞬間、信じたくない驚愕の現実が目に入ってきたのです!
男性が自室に保存してあったプラモデルやフィギア、そして、DVDやブルーレイがほぼ全部、壊された状態になっていたのです。
事故の犯人は、はとこ(再従兄弟)の息子でした。
10歳になった、小学校4年生の男の子が壊したのです。
実は、男性は万が一のことを想定した上、自室に鍵をかけて出かけたそうです。
しかし、鍵がかかっているのにもかかわらず、男の子は鍵を壊して侵入し、男性が大事にしてきた宝物を次から次へと破壊したのです。
ワガママで、甘やかされて育てられたとは聞いていました。
それでも男性はあまりの惨状に、その場で涙ぐんだほどでした。
壊されたものはフィギアやプラモデルなど、大事な物ばかりだったそうです。
その中でも“ボークス HSGK ヤクトミラージュ”はマニアックなもので、希少性もあり、非常に高価なものです。
そして、銀英伝(銀河英雄伝説)のブルーレイボックスなどは入手することも困難で、その価格も恐ろしいぐらいかかっていたことが分かりました。
その他にもプラモやフィギュアなどが破壊され、合算した被害額は400万円を超える数字でした。
はとこ(再従兄弟・再従姉妹)は、祖父母の兄弟姉妹の孫に当たります。
男性のはとこの息子であれば、親族であることは違いがありません。
よって、強い姿勢に出にくい状況でもあるのです。
男性にとっては人生をかけた宝物であり、結局は誠意を示して貰おうと話し合いになりました。
しかし、はとこは子供のしたことだからと、大目に見てほしいとの態度を見せました。
はとこ(母親):「ごめんね~子供がちょっと壊しちゃったみたいで~」
そんな言葉を聞いた瞬間、男性の頭の中では「プチッ!」と、何かがキレてしまいました。
男性(被害者):「ふざけるなよ!」、「10歳にもなって、よその家で、暴れまくり、壊したんだぞ!」、「400万円払って貰うからな!」
再従姉妹のご主人さんも話し合いの席に着き、息子のあまりの破壊振りに、申し訳ないと謝罪していました。
親族であることから、周りからは出来るだけ“穏便に”とのことで、被害に遭った弁償として、314万円を受け取ることで和解したそうです。
男性はそれ以降、誰も自宅に宿泊させることはありませんでした。
ネットでは…
「子供とは言え、とても許せない!」
「親が弁償するのは、当たり前。」
「だが、親の身になってみろ。許して欲しいと思うだろ!」
「親族だからと、許して貰いたい気持ちも分からんではないがな」
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