一時期衝撃的なビジュアルで世間をびっくりさせた鬼束ちひろは、宮崎県出身のシンガーソングライターです。
写真：onitsuka-chihiro.jp
地元の地区を取りまとめるリーダー的存在の漁師の父と母の間に長女として生まれ、9歳下の妹は芸術大学を卒業した日本舞踊の名取です。中学時代は陸上部のキャプテンを務めたスポーツ少女で、リレーの選手として九州大会にも出場しています。
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幼少のころから音楽が好きな両親の影響で洋楽に親しみ、シンガーソングライターの楽曲を中心に聞くうち音楽に興味を持ち始めエレクトーンを習います。高校2年生の時に音楽の道を志し、はじめて楽曲を作りました。高校3年生の時にオーディションを受けるとグランプリを獲得し、卒業と同時に上京して作曲活動に入ります。2000年に発表した2枚目のシングルである月光がロングヒットを記録し、一躍トップスターに躍り出ます。
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このころの鬼束ちひろは透明感のある肌が印象的で、初のソロアルバムのジャケット写真などナチュラルな感じが印象的です。ところが少しずつ見た目が変化していき、レコード会社を移籍してからはナチュラル路線からロックなメイクや服装になっていきます。2005年には体調不良で活動休止へ入りましたが、特になんの病気かというのは明かされていません。鬼束ちひろのマンションにインターホンを鳴らし続ける男が現れ、その後逮捕される事件があったのもこのころです。2007年にようやく復活となりますが、あまりにも変貌しているため誰かわからないとみんなが驚きます。2008年には再び活動を休止しましたが、事務所側によるとこれも病気というより極度の疲労による体調不良と発表されています。
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翌年に公式サイトで再活動が発表され、10月に発売されたアルバムのジャケット写真を見るとどんどん変貌を遂げた姿を確認できます。2010年に同棲中の彼氏から全治1か月のけがを負わされる事件が起こり、その時のテレビのインタビューに答える鬼束ちひろの姿に世間は震撼します。けがは治っているようでしたがいでたちがロック歌手そのもので、整形したような大きな目が怖く薬でもしているのではと騒がれました。
写真：youtube.com/watch?v=yrABP3NAGew
ライフスタイルが昼夜逆転していたり見た目の怖さから、このころは暗黒時代と呼ばれています。現在は奇跡的に生還を果たして、劣化というよりも年相応の美しさを見ることができます。若いころと比べて特に整形している感じはなく、素敵な笑顔で幸せオーラを放っています。