千鳥の漫才といえば岡山弁と大阪弁のヤンキー風漫才が知られています。特に大悟は昔から尖った雰囲気で、そのせいで起こったいくつかの面白エピソードを持っています。今回は3つを紹介します。読みながら本物のヤンキーなのか考えてみてください。
大悟とノブの出会いから千鳥ができるまで
写真:natalie.mu
岡山県笠岡市の北木島出身の大悟、岡山県後月郡出身のノブからなる千鳥はヤンキー風漫才をネタとするお笑いコンビです。高校の同級生ということで仲が良く、テンポの良い喋りと地域は違うけれど関西弁でのやりとりが面白いので人気があります。中でも大悟は強面で、衣装によっては「きっと、この人元ヤンだわ」と思うことも少なくありません。しかし、元ヤンにしては面白エピソードがありすぎるのです。
面白エピソード①北木島から鬼がやってくる!
写真:www.youtube.com
大悟の出身地、北木島には高校がないため大悟は本土の高校に通うことになります。北木島はもともとヤンキーが多い地域なので本土側に住む高校生は「また多くのヤンキーが流れ込んでくる」と恐れていたそうです。特に大悟は「島から鬼が」と言われていたとか。しかし大悟、入学式に遅れてしまいます。これだけ聞けばヤンキーっぽいエピソードなのですが遅れた理由が「髪を角刈りにしていたから」。入学式当日にそんなことをしているだなんて、本物なら前日にはビシッと気合を入れて欲しいところですね。ちなみに角刈りは遅刻の状態でも半分しか終わっておらず、全く決まらないスタイルのまま入学式に出席しました。これには鬼も泣いてしまいそうです。point 397 | 1
面白エピソード②ブラマヨ吉田がマジギレ!
写真:www.youtube.com
ヤンキー風の話し方や仕草がすっかり板についてしまっていた大悟、プライベートでも仕事でもいつでもそのように人と接するようになっていました。また若い頃は特に尖っていて、粋がっていたのです。ある日、ブラックマヨネーズが司会をするイベントに千鳥が参加することになりました。ブラマヨ吉田が「汚い靴履いとるな」と冗談で言ったのに「お前の顔よりマシじゃ」とマジギレしてしまいました。後で周り諌められて謝りに行こうと楽屋に行ったら「あいつは何考えとんじゃ!」と部屋の外まで聞こえてくる声で怒鳴っていました。それを聞いて、謝りもせず自分の部屋に戻ってしまったのだとか。10年以上経ってお互いに成長してから大悟は「あの時のこと、覚えてますか?」と吉田に聞いたそうです。「1日も忘れたことはない」と言われ、その場で平謝りとなったそうです。point 452 | 1
面接で「ワシよりおもろいんか?」合格者99%のNSCで不合格
写真:ryul.mobi
どうしてもお笑い芸人になりたかった大悟、吉本興業の養成所であるNSCに落ちたら夢が叶わなくなってしまう。と思い気合を入れて挑みました。しかしどうやら気合の入れ方を間違えたようで、面接官に対し「お前ら、ワシよりおもろいんか?」とすごんでしまったそう。通常NSCに落ちるという事はなく、99%が合格です。しかし、大悟は見事不合格を獲得し、貴重な1%の仲間入りをしました。
まとめ
写真:www.oricon.co.jp
あの風貌と漫才のキャラクターからヤンキーだ、不良だと噂されることがありますが、どちらかというと若さからくる常識知らずを威嚇する事で隠そうとしていた野生児といった方が正しそうです。ガラは悪そうだけれど漫才では面白いし、Eテレへの出演の影響から幼い子供達にも人気です。今後も見た目だけヤンキーの面白いエピソードをたくさん紹介してほしいですね。