女優の米倉涼子さんが、TBS系「サワコの朝」にゲスト出演。米ニューヨーク・ブロードウェイで主演を務めたミュージカル「CHICAGO」の思い出を振り返りました。
この日、放送最終回を迎えた「サワコの朝」に登場した米倉さん。ドラマでは気の強い女性を演じることが多く、サバサバした印象を持たれがちな米倉さんですが、番組では意外な素顔が明かされました。
米倉さんといえば、3度に渡るブロードウェイミュージカル主演で大きな話題を呼んでいました。日本人女優では54年ぶりの快挙を果たした米倉さんは、主演作品「CHICAGO」の思い出を振り返りました。
米倉さんは「憧れのミュージカルに関われてることだけで、もう泣いちゃう!今でも泣きそう」と、当時を思い出し目を潤ませました。しかし、一方で「本当につらかったんですよ…」と当時の苦労を明かしました。
本場の「CHICAGO」に憧れを抱いていた米倉さんは、それまで見た出演俳優をピックアップしていたそう。しかし、稽古が始まると本国から来た振付家や音楽監督、演出家から「誰々のマネしないで。自分がどうして出せないわけ」と指摘されたといい、「すごいしごかれましたね」と回想。
そんな苦労も今ではいい思い出だと明かした米倉さん。また、ブロードウェイでの初公演を振り返った米倉さんは、「初日の記憶がない」と語るほど一心不乱に挑んでいたそうで、「初めてのニューヨークは後悔しかなくて、次いつ(オファーが)来てもいいように運転している時はずっと録音を聞いて、セリフを忘れないようにしていた」と明かしました。
ブロードウェイという大舞台を経た米倉さんは、「太くなりましたね。やっぱり頑張らないとはじきとばされるし、いくらでも代わりはいるので。あと、友達やかわいがってくれる人たちも増えて、行けばお帰りって言ってくれる人がいる」と明るく語りました。
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