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男性は元より、女性にも大きな興味を引く「バストサイズ」ですが、たとえば昭和のころと今では平均的な大きさが明らかに違ってきています。当時の調査結果によると、日本人女性の平均的なカップは「Aカップ」だったのですが、現在は「Cカップ」よりになっています。また、一部の調査結果によると「現在の半数以上はDカップ以上」というデータも存在していて、大きな胸の女性が増えていることが伺えます。
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そんな誰もが気になる「バストサイズ」ですが、「地域ごとに特徴がある」という調査結果があります。もっとも、公的な調査期間が調査を行ったわけではなく、あくまでも自己申告の結果を各都道府県に当てはめただけのものなので統計的な価値はそれほど高くないと言えます。ただ、「全体的な分布」のイメージを掴むためには重宝します。
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この調査結果によると、北海道、東北地方は「北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県はBカップ」「宮城県、福島県はDカップ」という結果です。このデータだけで見れば、南に行くほど胸が大きくなっていることが分かります。続いて関東地方の結果は「埼玉県がAカップ」「群馬県、栃木県、千葉県、神奈川県はBカップ」「茨城県、東京はCカップ」となります。
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北海道、東北地方の結果では「南に行くほど大きくなる」という傾向がみられましたが、ここまでの結果すべてを合わせてみると、必ずしもそういうわけではないことが分かります。次いで、甲信越地方の結果は「長野県がBカップ」「新潟県、山梨県がDカップ」、北陸地方の結果は「富山県、石川県がCカップ」「福井県はDカップ」となります。
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ここまでの結果を見ると、「西日本に近づくにつれてバストサイズが大きくなってきている」という傾向が見て取れるようになります。以降、西日本はほとんどがCカップという結果になっていて、岐阜県と京都府に関してはEカップという結果です。
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この調査がどういった方法で行われたものなのかについての説明はしていますが、あくまでも「自己申告」の結果を反映させたものであるため、必ずしも正確な分布図であるとは限りません。特に、「埼玉県のみがAカップ」「岐阜県と京都府はEカップ」という結果は、誤差の範囲だと考えた方が妥当です。
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事実として埼玉県の平均がAカップである可能性はもちろんあるものの、少なくとも「平均Eカップ」という状況は異常です。それほど豊満なバストの持ち主が多いか少ないかという特徴はあるにしても、県としての平均がそれほど大きなサイズになる可能性はありません。この調査では、各県で調査を行った人数や年代、そう回答数などについての記載がありませんので、極端な結果に関しては「回答数が少なかった」という状況を想定した方が賢明です。
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しかし、女性の胸は大きければ良いというものではありません。大きくても小さくても「過ぎる」場合には問題になる可能性があります。たしかに世の男性は「巨乳」に対して非常に強い憧れを持っている人が多く、「女性の胸は大きい方が良い」と考えている人もたくさんいます。しかし、逆に「小さい方が良い」と考えている人もたくさんいるので、必ずしも「大きいからモテる」「大きい方が魅力的」ということにはなりません。
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女性にとってのセックスシンボルである以上、それが男性に対して与える影響は大きいことは確かです。しかし、「サイズによって大きな差が生まれるわけではない」ということをよく理解し、必要以上に求めすぎないことが大切です。世の中には多様な趣味趣向を持っている人がいて、その中にはどれだけ異性から相手にされていない人でも好いてくれる人がいる可能性があります。要するに、「あまり気にする必要はない」ということです。