身近な猫好きさんの性格を思い浮かべて見てください。どんな人が多いでしょうか?アメリカ・カリフォルニア州にある2つの大学が共同で研究したテーマは「猫好きはどんな特徴があるのか」です。内容を紹介しますので、身近な人と照らし合わせて見てください・
猫好きの特徴①心配性
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一般的に猫は犬よりも知能が低いと言われており、一番発達した状態でも人間の2歳児程度の知能しかないと言われています。そのため犬よりも本能に従う部分が大きく声明を脅かしかねない物事に対してはかなり慎重になる心配性です。猫好きの人は心配性な猫と一緒に過ごしているため、つい同じような行動を取ってしまいます。猫が「あそこまで飛べるかな?」と脚を伸ばして距離を測るように、石橋は何度も叩いて渡るのです。
猫好きの特徴②冒険好き
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猫を見ていて飽きないところは「袋の中には何があるかな?」「あの棚の上には何があるかな?」と目をランランと光らせて冒険に行くところです。失敗しても気持ちを立て直して再チャレンジします。猫好きはそのような猫の行動に励まされて自分もチャレンジしなければと思うのです。グループ行動では先頭に立つタイプで、どうしようかと悩む人には「やってみようよ」と声をかけます。
猫好きの特徴③クリエイティブ
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これは猫のためのおもちゃが犬ほど充実していないことが関係しているのではないでしょうか?ペットグッズ売り場に行けば犬のおもちゃは数え切れないほどあるのに、猫のおもちゃは数種類です。しかもあまり気に入ってくれないか、すぐに壊してしまいます。そのため猫が安全に遊べる面白いおもちゃを作り出すのが得意です。ラッピングのリボンを追いかけているのを見て「金色の方が好きだな」とかビニール袋を追いかけている姿を見て誤飲しないような工夫をします。常にクリエイティブな行動を求められるのです。
猫好きの特徴④IQ・コミュニケーション能力が高い傾向にある?
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コミュニケーション能力について、猫は犬ほど感情表現が豊かではありません。それなのに飼い主たちはちょっとした仕草から「嬉しいのね」とか「嫌なのね」と読み取ります。常に猫がどのように感じるのかを推測しているのです。幼い頃から猫と過ごしていると家族に対してもそのように接しますし、成長し学校や社会に出ても「この行動はその人をどのような気分にさせるのか」と考えながら行動できるようになるため、コミュニケーション能力が高いのだと言われています。またIQについては猫好きは一人で過ごすことを苦に思わないので、何かをじっくり考えたり勉強の基礎をコツコツと積み上げるのが得意なのではないかと言われています。
猫好きの特徴⑤お世話は苦手
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猫は他のペットに比べて比較的手がかかりません。散歩の必要はありませんし、トイレもすぐに覚えるので清潔に保つのも簡単です。1日に数回、スキンシップを求められたら応じるだけでいいのです。犬であれば散歩やトリミングは欠かせません。うさぎやフェレットなどケージで過ごす時間が長いペットはケージを清潔に保つのが大きな手間になります。猫は自分の世話は自分でするタイプなので、猫好きも自分のことしか出来ない場合があります。
まとめ
猫好きはどうしても猫っぽい性格だと言われます。時に一人で日向ぼっこをしながら本を読み、時にはグループを率いて危ない近道を通ろうとします。一緒に過ごすには猫を飼っている時のような忍耐力が必要になる場面も多いですね。何かやらせたいことがあるのなら、本人が「やってみたい」と思える工夫をしましょう。