「ザ・ドリフターズ」の加藤茶さん(78)が23日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に妻でタレントの加藤綾菜さん(33)とともに出演。昨年3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で志村けんさん(享年70)が亡くなったことへの思いを語りました。
3カ月間、寝込んじゃいましたね
思わぬ形での“盟友”との別れについて自身の思いをこう語りました。
「ショックでしたね。コロナっていう病気自体も知らなかったんで、コロナってそんなに怖い病気なんだって思っちゃって。志村が70歳になって、僕らに追いついてきた時にこれからいろいろなことができるよな!って話をしてたんです。それができなくなって、志村が亡くなったことで、ものすごいショックで。3カ月間、寝込んじゃいましたね。(志村さんとは)2人でコントやってたことも多かったので」
家族の言葉に救われた
そんな加藤さんを救ったのは、ある方からの言葉だったといいます。
それは、2011年に結婚した綾菜さんの母・幸子さんです。年齢的には自身の25歳年下とのことですが、義母からは「まだまだ1人でやることがあるんじゃないか」と言い聞かされたといいます。
加藤さんは「『お客さんを喜んでもらうことがまだ使命であるんだ』と、言われるんですね。『あ、そうか』と気付いて、じゃあ年を考えないで、年とってもお客さんに喜んでもらうことを考えるようになったんです」と義母の言葉によって立ち直れたことを明かしました。
続けて、加藤さんは「(いかりや)長(介)さんもいなくなっちゃったし、荒井(注)さんいなくなっちゃったし、仲の良かった志村もいなくなったし、どんどんいなくなって…。僕に言ってくれる人がいなくなったんで、(義母の言葉は)逆にありがたいなと思います。(25歳下だけど)本当のおふくろさんみたいに、なついてます」と義母に感謝しました。
ネットユーザーの声
加藤さんのエピソードにネットでは、
「お義母さんの方がカトちゃんの全盛期を知っているからこそ言えた言葉だと思う」
「アドバイスを素直に受け入れられ、前向きになれるって素晴らしい」
「義理のお母さんが25歳下なんて、それもある種すごいですね」
などの声があがっています。
全盛期を一緒に盛り上げていた仲間がそばから一人ずついなくなってしまうのはとても辛いことでしょう。それでも家族に支えてもらいながらこれからも末永く活躍していただきたいですね。