10月1日、免疫を抑制する働きを持つ分子の「PD―1」を発見した京都大学の本庶佑特別教授が、2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞しました。(授賞理由:「免疫抑制の阻害によるがん療法の発見」)
本庶佑特別教授の業績を基に開発された癌治療薬の「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)は、幅広い癌治療への適用が期待されています!
1981年以来、日本人の死因は癌が不動のトップです。
年間の死亡者数が約36万人で、日本人の総死亡者数の30%を占めています。
そんな中、去年癌公表をした有名人が後を絶えませんでした。
三遊亭円楽
写真:ソニー・ミュージックダイレクト
9月28日、落語家の三遊亭円楽は所属事務所の公式サイトを通して、初期の肺癌であることが判明したと発表しました。
自覚症状がない程度だったが、主治医の判断により手術治療を行い、退院後は復帰するとのことでした。
東てる美
写真:オフィスしゃぼん玉
7月13日、女優の東てる美は肺腺癌であることを公表しました。
今年5月、医療バラエティー番組『名医のTHE太鼓判!』で精密検査を行ったところ、肺に影が見つかったために6月に再検査し、その際、ステージ1の肺腺がんであることが発覚されました。同月に5時間に及ぶ手術を受け、9月20日には復帰ライブを開催して元気な姿を見せてくれました。
矢方美紀
写真:矢方美紀オフィシャルブログ
4月13日、元SKE48でタレントの矢方美紀は乳癌のために、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けていたことをブログで告白しました。
2017年12月に左胸にしこりを見つけた彼女は周りに相談して病院で検査をしました。
そして2018年1月には乳癌であることが分かり、リンパ節に癌が転移していることも判明されました。
9月には抗癌剤治療を終え、10月からは放射線治療とホルモン治療を始めることが分かりました。
高須克弥
写真:karadane.jp
美容外科「高須クリニック」の院長であり、漫画家の西原理恵子のパートナーである高須克弥。
9月28日に「僕は何カ所もがんがあります。樹木希林さんと似たようなものです」とツイートしました。
同月の15日に亡くなった樹木希林さんの“全身がん”に状態は近いとのことを告白しました。
現在は抗がん剤治療を行いつつも、「患者様を幸せにするために」との信念のもとにメスを握り続けている。
10月1日放送の情報エンターテインメント番組『ノンストップ!』に出演していた際、高須は「(がんは)怖くないよ。病気のうちの一つだもん。がんだけみんな特別扱いするけど、ぼくたち麻雀やってる仲間は全員がん」とあっさりとコメントしました。
「自分、医者なんだから、医学の最先端を自分の身体で実験できるってすごいハッピー」と語っている高須さん、さすがです!
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