広末涼子・岡沢高宏
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広末涼子は人気絶頂期の2003年12月にモデルの岡沢高宏とのできちゃった結婚を発表。後にライフスタイル誌『FRaU』(講談社)2016年7月号でのインタビューでは「正直、確信犯ですよね。出来ちゃった結婚だと言われたけど、そうじゃないと結婚なんて出来ない状況だった」と当時のことを振り返っている。また広末はその後離婚し、現在の夫であるキャンドル・ジュンと再婚。こちらも結婚と出産の時期を考えると“でき婚”であったのではないかと騒がれた。広末涼子のように確信犯的に“でき婚”を利用しているタレントは多いのかもしれない。
眞鍋かをり・吉井和哉
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2015年6月、眞鍋かをりは「THE YELLOW MONKEY」の吉井和哉と“でき婚”を発表した。ふたりは約3年半の交際を経てのゴールイン。当時、一部報道では、吉井がそれまで再婚に踏み込めなかったのは、前妻のもとに残してきた子供たちの気持ちを父親として尊重してきたためだといわれた。だが眞鍋の妊娠が後押しとなり、籍を入れることを決断したと伝えられている。
木村拓哉・工藤静香
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2000年11月のこと。当時、人気絶頂だったSMAPの木村拓哉が、歌手・工藤静香との結婚、妊娠4か月を発表した。そのとき木村は28歳。ファン離れも危ぶまれたが、直後の2001年1月期のフジテレビ系ドラマ『HERO』は平均視聴率34.
3%を記録し、女性誌『an・an』(マガジンハウス)の「好きな男ランキング」では1994年から2008年まで15連覇を達成した。これは強引に結婚しても人気が落ちなかった成功例のひとつだ。
赤西仁・黒木メイサ
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同じジャニーズ事務所では、赤西仁が2012年2月に女優・黒木メイサとの結婚・妊娠を発表。ただ、同事務所を含む関係各所への報告がなかったため、懲罰的な意味で全国ツアーの中止とフジテレビ系ドラマ『GTO』の降板が決まったともいわれた。問題とされる点は“事後報告”だったことだが、このカップルにも“でき婚”という既成事実がないと結ばれなかったのではないかという雰囲気は感じ取れた。ちなみに赤西はその後、ジャニーズ事務所を退所している。
杉浦太陽・辻希美
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2007年に結婚した辻希美と杉浦太陽も“でき婚”だった。辻は同年4月24日にギャル曽根、時東ぁみとともにアイドルユニット「ギャルル」を結成。だがそれから1カ月もたたない5月10日に結婚妊娠会見を行い、産休に入った。当時辻は19歳。“でき婚”をせずに「ギャルル」の活動が軌道に乗っていたら、辻の結婚は遠のいていたかもしれない。
木村カエラ・瑛太
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2010年6月、歌手の木村カエラ(以下、カエラ)は俳優の瑛太と婚約を発表したと同時に妊娠5か月であることも公表。カエラは当時、「入籍は2人で前々から決めていた今夏にする予定でしたが、入籍の日を待つ日々の中で、新しい命を授かったことを知りました」と、公式サイトで経緯を説明した。眞鍋とカエラの例は一般人でもあり得る話だ。眞鍋と吉井は年齢的にもさほど驚くような出来事ではなかったが、若い木村と瑛太の場合はふたりのイメージを壊さずにゴールにたどり着いた稀な例なのではないかと思う。